昨日、途中からタイトルやストーリーも知らずに

何気なく見てしまいました。

最後の30分くらいしか見ていないのに

嗚咽してしまいました。

一人だったので思い切り。

お陰で今朝は目が腫れてました。

夫が病気になってしまったら、、、と

想像してオーバーラップしてしまって。

タイトルどおり子供二人(一人と胎児)を残して

亡くなってしまうなんてこんな悲しみはない、、、。

どんなに無念だっただろうと思う。

医者としてもせめてあと5年生きて

人のために尽くしたいという目標が

ありながらこの世を去られました。

手記には

「人は普段、幸せな事を幸せだと感じない。」

というようなことが書かれていました。

巷で

「この子達が居れば旦那はいなくていい。」

ということを言う人が居るけど

私はそう思うようにはなりたくない、、、。

二人、健康で仲良く暮らしていけるなら、

たとえ子を授からなくても

いいんじゃないかとさえ思える。

子供が居ればただ可愛い可愛いだけではなく

悩み事も増えるけど賑やかできっと楽しい、

けれど授からなければその時は二人で楽しく歩みたい。

私の夢はただ一つ、

おじいさん、おばあさんになったとき、

一緒にゆっくりとお茶を飲んでなんでもない話をすること。

子供がいなければそのままだけど、

子供がいても巣立った後で。

普通のようでとても贅沢な夢だと思っています。

あくまでも二人単位で居たい。

高校時代の友達のご両親は

高校生になった彼女と弟を家において

しょっちゅう二人でデートに出かけたりする

っていってました。

「もう、しょうがないでしょ~」

って言いながら嬉しそうだったのです。

その当時から仲良しご両親がうらやましくて、

私もご縁があればそんな夫婦になりたい

と将来を思い描いていたのでした。

病気に不意に罹ったりするかもしれない、

不穏な世の中になってきている、

大地震がくるんじゃないかと言われている、

いつ何時、自分も何かに巻き込まれるかもしれない、

そう思うと何事も無かった一日を

感謝しながら生きなきゃと改めて反省しました。


大学生の頃に読んだ本、

ジャーナリスト千葉敦子さんの「昨日と違う今日を生きる」

という本をもう一度読みたいと思って、

先日から本屋さん巡りをしています。

この本を初めて読んだ時も同じ気持ちになりました。