胎児の無頭蓋症発覚による中期中絶処置について書いています。読んで下さる方はご留意お願いします。

 

いろいろありましたが、必要な人への連絡は最低限終わりました。


さて、12週を過ぎての中期中絶は分娩となり、基本3泊から4泊の入院を経て出産し、死産届を出し、火葬する必要があります。

 

・・火葬って、どうやって?

退院してから火葬までの間はどうするんだろう。

そして火葬するということは遺骨が残るよね?

それはどうするの・・?

というか、手続きって葬儀屋に頼むレベルなの?頼むとしたらどういう葬儀屋・・?

 

少し冷静になると疑問だらけです。もちろん、周りに経験者はおらず、気軽に相談できる内容でもありません。

 

困りました。ネットで検索しても情報は様々だし、そしてだんだん辛くなってくるのです。

 

もっと、一発で流れがわかる方法はないかな。

 

そこで思いついたのが、YouTubeでした。

 

わたしと夫は、旅行先やホテル、外での食事などを決める際に、旅行やグルメレポのvlogを配信しているチャンネルをよく見て参考にしていました。

 

映像と音声で見る情報は頭に入ってきやすく、今回ももしそういうYouTubeを配信している方がいたら、そこで大筋を把握した上で細かいことをネットで調べるのが効率がいいのではないかと。

 

そこでYouTubeを検索して、一つの動画にたどり着いたのです。

結論から言うと、まさにその当時私たちが必要としていた情報が全て網羅されていた動画でした。

 

配信されているシエラさんから許可をいただいたので、リンクを掲載します。

 

 

 

 

見ていただいたら分かると思うのですが、葬儀社に頼むこともできるし、自分たちで手配して準備することもできることが分かりました。

そしてその方法や概ねの費用も・・・

 

葬儀社に頼むのと、自分たちで準備することの比較もされていて、それぞれのメリットデメリットも説明されていました。

 

まだお子さんを見送ってすぐの状態で配信されたこともあり、気持ちが共感できすぎて涙が出ると共に、辛い中このような、簡単にはわからない情報を発信してくださったことにとても感謝しました。

 

私が自分の体験を、こうやってブログに書こうと思ったきっかけの一つでもあります。

 

そして、わたしたちは以下のように今後の動きを決めました。

 

①役所への死亡届と埋葬許可証の受け取り、火葬場の予約については、葬儀社に依頼する。

 

②退院後、火葬までの安置は、同じ葬儀社にお願いする。

 

③病院から安置所、安置所から火葬場までは、自家用車で私たち2人で連れて行き、火葬に立ち会う。


④遺骨は自宅に持ち帰り、しばらくは手元で供養する。




 

①について、わたしの入院中に夫にやってもらうことも検討しました。


しかし、仕事と上の子の面倒を見る日常と並行して区役所に行くのは難しいことと、何より我が子の死亡届や火葬埋葬の手続きをするのは精神的に辛いだろうと思ったのです。


②について、シエラさんの動画で紹介されていたように、クーラーボックスで自宅保管も考えました。

自宅に連れて帰りたい気持ちもありました。


しかし、今後そのクーラーボックスを見る度に救えなかった我が子のことを思い出して辛い思いをする気がしたのと、火葬までの日にちが長くなってしまった場合に自分たちで適切にきれいな状態で保管できる自信がなかったので、葬儀社に安置をお願いすることにしました。


その代わり、③のように、病院から安置所、安置所から火葬場までは自家用車で移動し、少しでも我が家を味わってもらうことにしました。


葬儀社に関しては、義父が義祖父の葬儀でお世話になった葬儀社を紹介してもらい、義父から事情を説明してもらった上で、夫が説明を聞き見積をもらい、申し込みしました。


(出産する医療センターは国立のため、提携の葬儀社はありませんでした。ただ近くの葬儀社何社かのリストはもらいました。)


④について、将来的には夫の先祖代々のお墓に入れてもらうことはお願いしましたが、できるだけ側にいてほしいと思いました。時が経って、水子供養や納骨をしたいと思えるようになるまでは、お家にいようと言うことにしました。



さて、大きな流れは決まりました。


次は細かいところ、棺や骨壷についてどうするかを決めることにしました。