初めての体外受精が全破棄という衝撃で終わった後、私は完全に電池切れを起こしてしまいました。

2人目を諦められないけど、治療する気力も失ってしまい、やさぐれていましたね。

 

クリニックへの小さな不信(拗ねていたともいう)と、どうせ体外もうまくいかなかったし、もう一度タイミングから、通いやすい近所の専門クリニックでよくない?と、隣駅のクリニックに初診を入れました。

今から思うと、なぜここでまたタイミングに戻ったのか疑問すぎますが、まあかなり疲れていたんですね。

同時に、東洋医学的な観点からもやってみようと思い、1人目の妊活時に通っていた鍼灸もやってみることにしました。

と言っても、以前施術中に流産の大出血をしてしまった鍼灸院ではなく、これも近所の通いやすいところです。

妊活には特化していないけれど、妊活中の人も通えるという鍼灸院でした。

 

とにかく疲れていて、全体的に本気度を下げた感じです。

 

そして通い始めたのですが…

新しいクリニックは、内装はすごく豪華できれいなのですが、タイミングも指導も曖昧で、これまでの治療歴や体外受精時の誘発方法やその結果も全て話したのに全く考慮することもなく、とりあえずタイミング希望なんですよね〜とまた1からのスタート。

いかに前のクリニックが症例も多く医師の対応も洗練されていたか、思い知ることになります。

鍼灸院も、そういう流派なのかもしれませんが、ほとんど鍼を刺すこともなく、お灸は全くしない。

 

おいおい、東京に転勤になって、有名なクリニックがいっぱいあるからよかったと思ってたんじゃないのか。

私は何をやってるんだ?

 

極め付けに、新しいクリニックで体外受精をすることになったらどのように進めるのか聞いたところ、体外受精は別の先生になるからこの曜日にしか診察できない、そして日曜日が休みだから、採卵が日曜日になりそうだったら土曜日に前倒すか、排卵してしまうかもしれないけど月曜日に延ばす。という説明。

 

。。ダメだこりゃ。やっぱり365日対応しているところじゃないと意味がない。

 

新しいクリニックと鍼灸院には3カ月ほど通いましたが、やっと疲れから回復し本来の目的を思い出した私は、また元のクリニックに戻ることにしたのでした。