体外受精については多くのクリニックが説明会を開催して、希望する人は必ず受講するシステムだと思いますが、この時コロナ禍真っ最中。

DVDを渡され、夫と共に見てから初めての採卵周期に入りました。

 

大きく分けると、

①排卵誘発剤を極力使わずに、その周期に自然に育った卵子を採取する自然周期法

②排卵誘発剤をしっかり使って多くの卵子を採取する高刺激法

 

があることが分かりましたが、私の通ったクリニックは、大きな問題がない場合、基本的にはこれらの中間のような準自然周期法を採用しているとのことでした。

①だと体に優しく良質の卵が期待できる反面、基本1つの卵子しか採取できず、ダメだったらまた採卵からというデメリットがあり、②だと一度の採卵で複数の卵が取れて効率がいい反面、OHSS=卵巣過剰刺激症候群 などの重大な副作用が起こり得る、と両極端な感じだったので、双方のいいとこ取りのような方法でできるのが好印象でした。

 

後に、おそらく日本でいちばん有名な不妊治療院は、ほぼ①の方法でかなりの実績を上げていると知って、卵質というのがいかに大事かを痛感することになります。

 

排卵誘発剤の自己注射とOHSSが怖かった私は、医師と相談して、初めてだし刺激弱めで行ってみましょうということで、ゴナールFという皮下注射ペン 150mlを1日おきに3回 合わせてセキソビットを服用したと思います。

(この時の誘発スケジュールを保管しておらず、かなりうろ覚えです・・)

 

初めて自己注射する時はクリニックで教えてもらいながら実際にやってみるのですが、まぁーー自分でお腹に刺すのに緊張したこと💦

しかし、思ったより針が短く細くて安心し、思い切って刺してみると全然痛くない。看護師さんが応援してくれました 笑

本当に最近の技術はすごいなぁーと思いました。これならそこまでストレスではなく、あと2回乗り切れそう!

ちなみに家でやろうとすると、夫は怖がって逃げました。女側の苦労はしっかり見てほしかったですが、前述の通りさほど痛くもないのでよしとしました。

 

そして卵胞チェックの診察の日を迎えます。