2人目の治療も、1人目のときと同じ先生を指名しました。明るくて話しやすい先生で、不妊治療の暗さを忘れさせてくれます。


ところで、2人目治療の通院で問題になるのが1人目の同伴です。このとき1人目は既に保育園に行っていて、私は時短で仕事をしていましたが、認可園のため仕事が終わる時間までしか保育してもらえず、仕事終わりに通院するには連れて行くしかありません。

ここで気になるのが、待合室での他の患者さんの目です。1人目を望んでいちばん最初に行ったクリニックは子供同伴不可だったので、子どもを連れた人を見て複雑な気持ちになることはなく、楽でした。

しかし今のクリニックは特に子ども制限なし。子ども向けの絵本なども置いてあるので子どもが来ることも想定されているのですが、もし自分が1人目を望んで通っているとしたら、できれば小さい子どもは見たくありません。少なくともわたしにとって不妊治療のクリニックは、小さいかわいい子を見て目を細めて、わたしも必ず…というほんわかした心境で通えるようなところではなかったのです。


そもそも子連れNGだと通えないので仕方ないのですが、待合室では1人目の子ができるだけ大人しく過ごせるように、端っこの方に座って切れ目なく絵本を読んだり寝かしつけてみたり(だいたい失敗する)ちょっとでも騒ぎ出したら受付に言って外に出てみたり、かなり神経を尖らせていました。

ちなみに診察のときも、内診のため看護師さんに預けようとすると大泣きするので、抱っこのまま内診台に上がっていました。土曜日に夫に預けていけるタイミングでたまたま通院になった時は本当に楽でした。


さて、初診では一通りまた検査をしましたが、特に問題なし、夫も問題なし。とりあえずはタイミング療法を3回程度やろうという方針になりました。

1人目妊娠前 33歳当時のAMHは3.02、2人目治療のこのときの初診時、36歳でAMH2.67

今思えば年並みというところです。しかし当時はやはし少なくなったAMHを目の当たりにして、ステップアップも早めに検討せねばと思ったのでした。