2人目の不妊治療の方が圧倒的に苦労したので、このブログでは主にそちらの話を書くつもりですが、1人目のことも書いておきます。
結婚したのが31歳、夫とはわりとスピード結婚だったので、しばらくは2人のままでいいよね〜と言っていましたが、年齢のこと、2人はほしいことを考えて、結婚1年後から妊活を始めました。
最初はかなり適当な自己流タイミングでした。生理周期が28〜40日とかなりバラバラなのに排卵検査薬の存在さえ知らず、そしてまだどこか妊娠することに怖さを感じていたと思います。
それでも半年できなければ専門のクリニックへ行こうと考えていて、実際その通りにしたのでした。
初めて行った不妊治療クリニックは、噂通りの大混雑!当時予約なく行けるのはそこだけでした。当然通院日は自分で選べるわけはなく、仕事前の早朝に行ったり、土日に行ったり…でもこの頃には、子どもを授かるためなら!と言う気持ちで通えていました。
こちらでの一通りの検査で甲状腺疾患(橋本病)が分かり、治療しつつタイミング指導を受けることになりました。それ以外にわたし自身に特に不妊原因はなく、夫も正常でした。
そして、いわゆる卵管造影検査後のゴールデン期間の周期で、初めての妊娠が分かります。生理予定日から数日経っても生理が来ないので、妊娠検査薬を使ったところすぐに陽性になりました。
この時の気持ちは今でもよく覚えています。うれしいのか怖いのか不思議なのか、自分の中に自分以外の小さい小さい生命体がいる…ぽい、という、人生で初めての体験に動揺しました。それとクリニックに通って意外と早く妊娠したことへの驚きもありました。
帰ってきた夫に陽性だったと伝えたら、夫もマジで…⁉️という、うれしさより動揺が勝ってる感じでした。
その後クリニックに行きましたが、検査薬で陽性ならほぼ間違いないけど、今の時期はまだ胎嚢も見えないから一週間後にまた来てと言われて、エコーもなく終わりました。
この時から、性格的なこともあるのですが、そんなにうまくいくわけない、まだ喜ばないようにしよう…と、漠然とした不安がありました。
結局この不安は当たることになってしまい、わたしはこの子を何らかの形で目で見ないままお別れすることになります。
次に続きます。