刑事告訴したところで、
警察、検察は動くのでしょうか。
そして、担当医に刑事罰を与えたところで、
この家族に起きたことを元に戻すことはできません。
無痛分娩もそうですが、
こちらの外回転術も、
リスクのある医療介入です。
リスクの説明は受けていなかったのでしょうか。
もし、緊急事態が発生した際にどうするのか、
どんな医療処置がなされるのか、
事前に、きちんと説明してもらって、納得した上で施術を受けたのでしょうか。
私が思うのは、
両者、
回避するほかの手段があると言う事です。
無痛分娩ではなく自然分娩、
外回転術ではなく、正期産まで夜寝る前に、膝胸位で頑張ってみる。
緊急帝王切開が受けられれば、
母児の命は救える時代にはなりました。
高度救命医療で、昔なら淘汰されていた命も、
命だけはとりとめる事ができるようになりました。
しかし、その結果、
重度の脳性麻痺であろうが、一生寝たきり、意思疎通ができなかろうが、
背負っていくのはその親です。
介護が元で、離婚する夫婦だっています。
親が途中で介護を放棄して、施設に送られる子もいます。
賠償金もらっても、
担当医に刑事罰を与えても、
起こってしまったことは元には戻りません。
お産はできるだけ自然に逆らわないことです。
必要がないのに、無駄に医療介入入れない事です。
現代医療は必要な時に、適切な範囲で、介入するものです。
無理はいけません。
万が一にも危険が伴うなら、慎重に判断実施すべきです。
後悔先に立たず。
ママと赤ちゃんの笑顔だけを考えて書いたネット本です。