コレ、揉めますね。

 

誰が賠償責任を負うのか。

 

 

 

 

 

 

助産師は茉央ちゃんにミルクを飲ませて寝かせた後、食事の準備などで部屋を離れたという。約30分後に異変に気付いた時には既に心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。死因は特定されていないが、ミルクの誤嚥(ごえん)による窒息死の可能性が高いとみられている。

 

 

 

 

ミルク飲んで寝かせて…

 

ゲボっと吐き戻しちゃったんですかね。

 

吐いたら大半は横に流れていきますが、

 

赤ちゃんだと吐いたものがそのまま鼻に入ってしまうと

 

窒息の可能性がありますね。

 

 

 

 

 

わたしの助産院にも、

 

名古屋市から

 

産後ケア施設の委託希望の調査票が届きましたけど、

 

委託締結希望しませんでした。

 

入所施設を持たずとも、出張でも可能だったのですが、

 

担う責任の重さとケア内容と、頂ける報酬を考えると、

 

割に合わないなと判断したからです。

 

 

申し訳ないが、

 

リスク背負わされて、安い報酬で、

 

助産ケアの提供はできません。

 

 

 

そして、この死亡事故の賠償責任は誰が負うのか。

 

助産所は、賠償責任保険に加入しているとは思いますが、

 

おそらく、裁判になるのでしょうし、

 

気が重いですね。

 

あ、もう裁判になってたんか。

 

 

 

 

 

両親は、事業主体の市が必要な指導を講じなかった上、助産師も注意義務を怠ったなどと指摘。睡眠中の乳児に対する定期的な呼吸確認をはじめ、市が適切な安全基準を設けなければ対応は現場任せになり、「再び同じような事故が起きてしまう」と懸念する。

 しかし市の担当者は、そもそも母子が別室で過ごす状況を想定していないと強調。「母体を休めることが事業の主目的ではない」と主張する。事故の翌年度に配布を開始した利用案内の用紙にも「預かり希望での利用はできない」と明記したが、現場からは「預からざるを得ない状況は少なくない」との声が上がる。

 

 

 

 

へ?

 

母体を休める事が主目的じゃない?

 

 

 

 

 

この報道だと、

 

市側は、

 

「助産師が利用案内通りの対応をしていなかったが故に起きた事故で、市には責任がない」

 

と言っているように見えるけど…?

 

結局、助産所、助産院に責任なすりつけ?

 

 

 

 

そして、両親の主張する、

 

睡眠中の定期的な呼吸の確認って言われても、

 

そこまでできる人員は雇えませんが?

 

そんな雇えるような報酬頂いていませんが?

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が担った産後ケアで人の命が失われた精神的負担は

 

ずっと引きずってしまう。

 

 

 

 

そう言えば、私が産院で、看護学校に通いながら准看護師として勤務していた33年前にも、あったなぁ。

 

 

夜勤中に、預かってた赤ちゃんにミルク飲ませて、寝かせて、

 

 

次の授乳に行ったら、

 

 

赤ちゃん冷たくなって亡くなっていたって事例。

 

 

その時の夜勤の看護師さん、

 

 

責任感じて辞めてしまったよ。

 

 

 

 

こういう事故もあるからさ。

 

 

産後、新生児室に預けているのも

 

 

心配だね。