おはようございます!

 

 

最強助産師外来と言いながら、最近、それに関する記事は書いていなかった気がするのですが、

 

 

 

 

私が皆さんに伝えたいことは、ほとんど全て、有料記事に書いたので、ブログに書くと、

商売あがったり…無料で立ち読みしてもらうことになっちゃうからねぇ~(笑) ブーブー

 

 

 

 

 

昨日、チラっと斜め読みした、出産後レポを書いている方のブログで、

 

 

産後入院中に直母で乳首に傷ができて、助産師さんから

 

2~3日、直母を一切辞めてみましょう

 

 

はてなマーク滝汗

 

 

 

と言われたと書いている人がいたので、

 

ちょっと、それは違うぞ、

 

と思ったので、今日は、直母で乳首が痛い場合の対処法について書いてみたいと思います。

 

 

いやいや、産後入院中にほぼほぼ母乳分泌量が決まるので、そんな早期に直母を一切しないって指導、

ホントに良いの?

 

 

や、まぁ、助産師としての見解、意見、指導法は人それぞれなので、

 

教科書的に、何が正しくて間違いってのは、ないのかもしれません。

 

指導内容や方法も、その看護職員の知識や経験で、人それぞれなのは否定しませんので、

 

どのやり方を信じてやるかは、妊産婦さんにお任せなので、

 

私の助産論でのお話をしたいと思います。

 

 

 

母乳分泌って、出産直後からの退院までの間の直母回数が、

 

非常に重要だと思います。

 

ですから、まだ頻回に吸わせることに慣れていない

 

乳首を、傷つけずに、いかに守りながら授乳を続けるか、が、重要ポイントなのですが、

 

乳首にダメージを与えない為には、

 

正しい抱っこ、ラッチオン

 

 

 

が重要なので、

 

最初の数回は、助産師が付きっ切りでケアするのが大切だし、

 

もし助産師さんがついてくれなかったら、

 

産後ママは、自ら申し出て、ケアを受けてください!!!

 

助産師のケアなしで、

 

産ませっぱなしで、産後は放置、

 

ミルクと哺乳瓶渡して放置プレイな産院は、

 

論外ですよ~。

 

 

ひとつだけ重要なことなので

 

産後ママ、プレママに伝えておきますが、

 

真正陥没乳頭じゃない限り、

 

産後にきちんと知識と技術のある助産師に、直母のケア、支援を受ければ、

 

赤ちゃんが自分のおっぱいを吸わない、直母拒否、直母困難になることはありません。

 

おっぱい拒否、直母拒否、困難を来す主な原因は、

 

ママの乳首に問題があるのではなく、

 

その産院の助産師のケアと指導に問題があるからです。

 

ママ、貴女の問題ではないからねぇ~

 

産後最初の授乳から、正しいケアを受けられれば、

 

誰もが母乳育児がスムーズにいきます。

 

そりゃ、ケアもせずに、哺乳瓶にミルク飲ませる指導しかしていなければ、

 

産後に自分のおっぱい吸わせられないって困るママ続出よ。

 

 

 

 

そのママのおっぱいの大きさ、形、乳首の形状、赤ちゃんの体格や癖など、

 

多角的に助産診断をしたうえで、

 

抱っこの方法(でも私は普通の横抱きか縦抱きオンリーで、フットボール抱きや交差横抱きは、指導しません)

 

 

こんな有料動画もありますので参考にしてくださーい。

 

 

 

 

 

を介助し、

 

乳首が痛いと訴える方に多い、

 

赤ちゃんの口元を見ようとするが故に、

 

赤ちゃんとおっぱいの距離が微妙に離れていて、乳首に負担がかかっているケースがあるので、

 

要注意です。 ← ハイ、経験の浅い助産師さんたちへ言ってるんですよ~(笑)

 

 

 

で、その方のブログによると、

 

痛い間は一切吸わせずに、搾乳で対処、と指導されたらしいのですが…

 

私の助産論では、それは分泌低下や分泌量増加不全(その後分泌量が増えていかない)を招く恐れがあると思います。

 

よって、産後早期からベビたんNICU入室など、物理的に母児分離されて直母ができないケース以外、

 

一切吸わせずに搾乳だけで対処、というのは宜しくないと思います。

 

では、どうやって乗り切るか、など、具体的な指導方法は…

 

有料記事を読んでね。

 

 

 

 

そう来たか…(笑) って思わないで買ってね。

 

産後編には、ラクラク母乳育児への道しるべをいっぱい書きました。

 

「産後のお悩みナンバーワン【直母困難】の成り立ちと予防法 しいては産後うつにならない為に」

「産後の「おしも」の痛みや後陣痛に痛み止めってドンドン飲んで良いの?」

「産後入院中…おっぱいが痛いときにすべきこと、してはいけないこと」

「赤ちゃんを産んだ女性は全員が母乳育児ができる。母乳育児を失敗しない為に産直後から入院中にやるべきこと、これを守って実行すれば希望する全員が楽々母乳育児」

「母乳育児の成功の秘訣は、出産する産院の産後ケア(授乳支援)の充実度と貴女の努力の両方が揃うこと」

「意外と知らない人が多い初乳の重要性」

「母乳育児を成功させる為の産院選びチェックリスト」

「スムーズな母乳育児確立の為の初動とは。また、最初に哺乳瓶で飲ませると何故赤ちゃんは直母拒否or困難を起こすのか」

「産後、何らかの理由で直接授乳(直母)ができない方の乳汁分泌を維持する方法」

「頻回授乳で乳首が切れた!痛い! の 乗り切り方」

「完全母乳を希望するママに、赤ちゃんの体重が増えなかったら一緒に退院できませんよ!と不安を煽る看護師(助産師)」

「産後あるある 乳痛ぇ!この乳の張りと痛みはどうしたらいいの? 母乳育児に失敗する第一歩のお話し」

「母乳過多の対応、すぐ乳腺炎になる!搾乳しないほうがいいの?」

「ママの食べ物と乳腺炎の関係はホントにナイの? エビデンスは存在しないっていうのは、ホントに本当?」

「おっぱいの詰まりとママが食べた物に因果関係はあるのか!?」②

「おっぱいの大きさに関係なく、短小、扁平乳頭の方でも うまく飲ませられる抱っこの仕方、支え方はコレだ!フットボール抱き、交差横抱きはしません」

NICU看護師と助産師の母乳育児支援への考え方の違い

「母乳不足 と 母乳不足感」

「母乳育児がしたいなら 出産前に知っておくべき事 やっておく事  産んだら即 実行する事」

「母乳育児は誰でもできる! でも 躓かない為に 準備が必要な人もいる!」

【産後入院4日目までの「吸わせても母乳が出ない」という多数の声。退院までに、これができれば完全母乳目指せます】

「乳頭損傷の場合も、乳頭保護器の使用は最小限に!そして、乳頭保護器は、陥没、扁平、短小乳頭の長さ出しに使うものではないという事を知ってください」

「搾乳!おっぱいの一部が溜まって痛い場合にうまく乳汁を流す方法と搾乳時の注意点。そのやり方、実は乳腺炎の原因かも?」

「おっぱいトラブル 白斑」

「おっぱいを飲み始めると、突然嫌がる、のけぞる、咬む、吸わなくなる!の何故」

「乳頭混乱を起こさず哺乳瓶を使えるようにするには?」

「赤ちゃんの体重測定① 生まれて一週間」(正期産で、分娩や出生後経過に異常のない成熟新生児に限る)過飲症候群に注意

「赤ちゃんの体重測定② 退院後から1か月まで」(正期産で、分娩や出生後経過に異常のない成熟新生児に限る)

「月経再開後の母乳はマズい?赤ちゃんが乳首を引っ張ったり咬んだりイヤイヤするんだけど~」

「授乳中の次子の妊娠 と 次子妊娠中の授乳のお話し」

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2023.4.1 「直母困難ではないけど(おっぱい吸えるけど)長い時間吸わない…哺乳瓶のミルクは飲むという悩み」