大連の大学で日本語を教えている元同僚T氏が北京に遊びに来ているので、えままをモーさんに預けて飲みに行ってきました。


日曜日の南鑼鼓巷。完全に観光地化してました。



ここに最後に来たのはかれこれ3~4年前。まだ日本人カメラマンのR氏がここでカフェをやっていた頃。当時はまだこのエリアは開拓され始めの頃で、オシャレなお店は増えてきていたものの、人はまばら。


とーこーろーがーーーーー!


昨日行ったら、とんでもないことになっていました。

まっすぐ歩くなんて不可能。土日の表参道並みでした。

有名な「文宇女乃酪」は長蛇の列。ざっと30人は並んでいました。

いろんなセレクトショップやカフェ、バーが立ち並んで、外国人、外地人、北京っ子、そして近所のおっちゃん…そして偉そうに車で歩行者を蹴散らす勢いのAUDI。

はっきり言って、あそこまでいっちゃうと、なんだかな~。

物事は常に「未完成」のままのほうがおもしろいという原則のいいお手本でした。

平日は空いてて楽しいかも。



そしてT氏と待ち合わせの場所は「過客」。

この一体で一番幅きかせてるお店のひとつで、南鑼鼓巷がこんなに観光地化してしまう以前からあった老舗。

でも実は私は初めて。なので、やっぱり通り過ぎそうになりました。



お店に着いたら、先に到着していたT氏の姿がなく。

Macと、無造作に口を開いたバッグからはデジカメが覗いてる…しかもパソコンの画面はOutlook。なんと無防備な。

「無防備すぎますよーー、ここは中国ですよーー?」

「お店の人に見といてって頼んだから平気だよ。なくなったら彼ら責任取ってくれるでしょう」

相変わらずのT氏との再会、懐かしさと新鮮さでいっぱいでした。



大学で教えてる生徒のこと、昔の職場のこと、政治のこと、政府の裏話(!)、「人生って…」的な話と、しゃべりだしたら止まらなく、結局赤ワイン1本はあっという間に飲み干してしまい、グラスワイン2杯干したところでモーさんお迎えの時間。

もっとたくさん話したかった(飲みたかった!?)けど、時間が経つのは本当に早いなぁ。


ちなみに帰りに文宇女乃酪寄ったら、客は1人もいませんでした。並ばずないらおゲット~。



そして今日。

「ママ、起きて」の声で目が覚めました。


あ、、、頭痛い~~~。。。


不覚にも二日酔いになってしまいました。

そんなダメダメ母を、介抱してくれようとする娘。

お昼のそばを、私の器に取り分けてくれたり、頭痛いって言ったら頭さすってくれたり。

お陰ですっかり酒気も抜け、腫れぼったい目もやっと治まってきました。


さて、これから半日退屈させたえままに、埋め合わせしてきます。