組織の歯車私がいなくなったらこの組織は回るのだろうか?と彼女はあの時考えていたのだと思う。自分が必要とされたいと思うのは当然で、そう考えるのは自然だ。もちろん回らなくなるわけではなかった。しかし彼女がいた時から少し狂っていた歯車は加速し、やがて分解した。そこにはまた違う組織が持ち込まれた。彼女はそこでやっと自分がしたことは自分と自分の周りの大切なものだけを傷つけただけだと気づいた。