血小板数を上げる為の入院とともに
飲み始めた漢方。

養生へんしこう というそれは
父の体には効果的であった。


商品が届いた時に、肝臓の病の方が
この養生へんしこうを飲んだ結果やこれまでの研究結果について書かれている本が同封されていた。


全て読んだ。
血小板数にも変化があった、という記述があった。


父の血小板数は、治療を終えた時点での数値からぐんぐん増えていった。

90000、100000も超え
150000程まで上がった。
一般的に10万以下が肝硬変、という言葉を思いだし私は嬉しかった。
父も体調の良さを実感していて
よく食べてよく眠る。
健康な人そのものの生活だった。


嬉しくなった私は、漢方を取り扱う協通事業さんに電話をした際にそのことを伝えた。電話の向こうの方も、とても喜んでくれていたなぁ。



この頃、体調が良かったので
秋に温泉旅行を計画したニコニコ


父も母も、忙しく仕事をしてきたので
子供の頃の旅行なんて
そんなに回数記憶ないのですあせる

ましてや大人になってからの旅行。
んー、ないのかも(笑)
と思って父に提案。
母は大賛成、父はトイレが近いのを気にしていて 長旅になるなら俺は無理だろう…といっていた。


父は海産物が好き。


旅行先は新潟の温泉に決まった。


今まで我が家では、運転は父の役目だったけれど 今回は私。

日常での運転はしないし、実家に帰った時に運転するくらいな私…。
うーん心配滝汗滝汗滝汗滝汗


でも父が一緒というのは心強い。
父は道にも詳しいし運転はとても上手なのだ。


それまで体調整えておいてよね!
というと、

『はいよ~ニヤリ』と余裕綽々とした返事が(笑)うん。頼もしい。



時折、肺に水が溜まることはやっぱりあって


それを抜いたりしていたけど

その他は浮腫みもなく
順調すぎるほどだった。
ほんとに病人?と思うほどに。


調子に乗りすぎて
母の留守中に脚立を取り出して
庭の植木を切っていたりして
母を心配させて困らせたり(笑)ニヤニヤ


たまには朝の散歩をしたりね。


よし。このぶんなら
温泉旅行もちゃんと行けるね!と


私は温泉地を調べて
どこがいいか?部屋にお風呂があったほうがいいよね?など

この計画を立てる話し合いは楽しかったなぁキラキラ嬉しそうだったもん、父。


漢方、もっと早く見つけていれば…
と何度も思った。
けど仕方ない。これだけの効果があったんだ、それでいいじゃないの。
そう思うしかないんだなぁ。


もっと早く…。
は、考えないようにしなきゃ。


このまま体調維持が出来ますように。
温泉旅行、楽しんで来られますように。


この頃の父は
ほんとに元気だったなぁ。
漢方に出会えたことを喜んでくれていた。


出来ること、良さそうなことはどんどんやろうよ!

そんな話をよくしていたなぁ。


病気になった父には申し訳ないけど


私は戻れるのなら
幼い頃でも、父が病気になる前でもなく


この頃に戻りたいと思う。
言い方はおかしいけど、楽しかったんだよね、この時期ニコニコ