父の入院を控え
肝硬変のことばかり調べる毎日。


一般的に血小板数が10万以下というのが
肝硬変にはあるらしい。


さて、父はどうだったのか…?



なんと。


診断の際、


0。


と数値が出たらしいのだガーンガーン


ぜ、ぜろ!???!??!?


もう詳しい説明は忘れてしまったけれど、医師からは 血小板というのはある程度まとまって流れてくるので?とかなんとか…
0ってことは僕もないとは思うけど
再検査でもかなり減ってるから、治療しないとね。って感じで言われた覚えがある。



血小板数が減少すると
出血が止まりにくくなる。
歯茎などから出血したりすることもあるそうだ。あとは血便などが出ると危険らしい。



父の入院治療、血小板数をあげるための治療が始まるまでに
色々調べた私は、ある漢方を扱う会社のホームページにたどりつく。



肝臓がん、肝硬変、肝炎などの方々が
感謝を綴る『お客様の声』のページを全て読んだ。


西洋医学と東洋医学。
漢方は後者であるけども…私はどうしたらよいかわからなくなった。


良いものならなんでも挑戦してみたい。

けど、もし。

悪化してしまったらどうすればいい?


素人判断であんなもの飲ませるから…みたいな感じになったらどうしよう?


色々考えた結果、

その会社に電話をして現在の父の状況を話し、相談してみることにした。


感じのよい女性が電話口に出る。
私の話を丁寧に聞いてくださり、
飲ませてよいものかと、とても迷っていると正直に話してみた。


すると、電話口の女性が
『研究所に連絡をしてみます!症状を話して飲んでも大丈夫かどうか、判断するために』と言ってくれた。
ご商売かもしれないけど、親切丁寧とはこのことだろう。この時点で、私はなんとしても飲ませたいと思っていた。



相談の結果、よろしければ飲んで頂いてかまいません。とのこと。
即座に注文。入院には間に合いそうだ。


父には入院当日に伝えて
彼が嫌だと言うならそれでもいいや、と思っていた。彼自身の体のことは自分で決めてほしいと思った。


普通に働いて一人暮らしをしている私にとっては 決して安い買い物ではない。

けど、良くなるなら!


そんな思いで漢方が届くのを待っていた。


そして入院日。
私は漢方をバッグに入れ、実家に向かった。