当初、比較的早く消失した腹水もまた溜まり始めていて
おなかは妊娠中期の女性のようだった。
プラス便秘。



『爽快乳糖』というものを
牛乳に溶いて飲んだ父。


数時間後、


は?!
え?!

と思うくらいの…なんとも気の抜けたオナラを連発し始めたのだ(笑)

それはもう、オナラをしてるというよりはどんどんガスが漏れてしまっていると言うような音で爆笑
かなり面白かったのを覚えている。


なんかお腹が動いてる気がするんだよなあ…とお腹をさすりながら
放屁を続ける父(笑) 
母も笑い転げている。それだけ面白い音だった。ため息に音を乗せたような…そんな音だったw


父が言うには オナラもあまり出ていなかったらしい。

これは!お腹が動き始めている!


もしかしたら効果あり?!と期待する私たちの傍らでまだまだガス漏れ状態の父笑い泣き

今、この部屋は火気厳禁だね~
などとバカ話をしていると
父が

『トイレいってくる』と。


(゚∀゚ 三 ゚∀゚)これは!!!


トイレに立った父をバンバン叩き
頑張って!いけるよー!君なら出来る!と

プロレスのリングに向かう人を送り出すセコンドのように見送る私(笑)
笑いながら…且つガス漏れしながらwトイレという名のリングに向かう父メラメラ
首に赤いタオルでもかけてあげたいくらいだ(もちろん偉大なる猪木先生をイメージw)



しばし待つ…。
なかなか戻ってこない。
やはり負けたのか?それとも闘いが長引いているのか…?


力みすぎて貧血とか起こしてるんじゃないの?!と心配になり
トイレ(リング)を見に行こうと思った時


トイレのドアが開く音がした。


戻ってきた父が

『出た』と一言。



winner!!!(笑)!!!!!!

君のまわりには
今、紙吹雪が舞っているよラブラブラブ


なんとなく購入した爽快乳糖さま、ありがとう!
なんと、便秘薬でもだめだったのに
効いてしまったのだ!


大一番を終えた彼の顔は晴れ晴れとしていた。と共に、疲労の色が濃く(笑)
そのあとは気が抜けたようにかなり長時間眠っていた。口を半開きにして、子供のようだったポーン


やはりほんとに苦しかったんだね。
良かったよ、猪木…いや、おとうさん。


この便秘解消の一勝をきっかけに
父の安定期が始まった。