さて。

入院中、父はやはり食事がとても気に入らないようで(笑)
日に日に食べなくなっていく。
機嫌もすこぶる悪いプンプンプンプンプンプン


音楽を聞きたいというので
リクエストにお応えして
数枚のCDを持っていった。これはすごく喜んでくれたけど やはり熱っぽいのとだるいのがあるらしくて
加えて食事がまずい、ということで
ある日の夕食には見向きもしないことがあった。



食べないと!

こんなもん食べられない!いらない。


この繰り返し(笑)


下のコンビニでおにぎりでも買ってきて、という。


えー(笑)ガーン


一応、主治医に聞いてみる。


んー…まったく食べないなら
少しは仕方ないかな、としぶしぶ了承。


そして私は下のコンビニへ。
戻ると少し機嫌の良くなっている父がいた。子供かっ!
満足げにおにぎりを完食。
あーぁ。きっと明日からもだろうなぁと心配していたけど、それは的中してしまい…


三食のうち半分くらいは
私らが自宅から持ってきたものや買ってきたものになってしまった。んーなんともどうしようもないな(;´д`)


入院期間はこのように過ごした。
テレビを見るか音楽を聞くかしかない、閉鎖的な環境は父を暗くした。
携帯で電話してくる頻度も高くなった。
メールはしょっちゅうだ。
私はいいけど、同室の方に迷惑かけていないかと心配だったなぁ。



そして投薬期間が終了し
退院を迎えた。
早く帰りたくて早起きしてしまったようだった。


帰ってくると、家に着いて安心したのか疲れたのかすぐに眠ってしまうzzz
寝ている父を、愛猫がそばで心配そうに見ていた。この子は父が駅前でウロウロしてるのを拾ってきた子だ。
命の恩人が心配なのであろう。
かなり長いこと見ていた。


今後は近くの病院に通院となる予定になった。


とりあえず、おつかれ。
おかえりなさい!
その夜はとても穏やかな時間だった。