ゴールドウィン(本社・東京)は今年9月から、同社が製造・輸入した防寒ジャケットなど使用後の
製品に使用されているダウン(羽毛)を回収、精製し、再び新たな製品に利用する
「GREEN DOWN RECYCLE PROJECT」を開始する。
2009年春夏から取り組んでいるポリエステルやナイロンなどでできた使用後の繊維製品回収・
新たな製品に循環使用する「GREENCYCLE(循環型リサイクルシステム)の取り組みに続くもの。
直営店の店頭や郵送で回収し、ダウンのリーディングカンパニーである河田フェザー(本社・名古屋市)
の工場で精製して再資源化し、「GREEN DOWN」という名前でダウンウエアなど新たな製品の原料
として使用する。
回収対象は同社取扱ブランド「ザ・ノース・フェイス」のダウンジャケット「アコンカグアジャケット」など
(ダウン入りシューズは対象外)。
これら使用後のダウン製品を直営店舗(ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、チャンピオン、エレッセ、
ダンスキンなど)で回収又は指定場所への郵送により回収する。
これを同社の倉庫に集め、河田フェザーのダウン工場に送り、丁寧に精製して「GREEN DOWN」
(河田フェザーのリサイクルダウン)として再資源化。
ゴールドウィンが、再びダウンウェアの原料として製品に使用する。
(記事参考:週刊循環経済新聞 2/4)