凸版印刷は企業向け環境教育支援サービスの一環として、楽しみながら環境問題の理解を深められる
「環境ジレンマボードゲーム」を開発し、販売を始めました。
快適な生活と環境に配慮した生活の間で生まれるジレンマを実感し、周囲の人に協力を促すには
どうすればいいのかを考える機会にしてもらうのが狙いです。
ゲームは早稲田大学大学院の教員や学生で構成し環境教育を支援する非営利組織(NPO)
「早稲田環境教育推進機構」(東京・新宿)と共同で開発しました。
ゲームはすごろくを府ってコマを進め、他のプレーヤーと協力して自分の持ち点を上げたり、
早くゴールにたどりつくために環境活動に取り組むか、無視するかを選択したりします。
遊びながら、快適さと環境配慮の両立の難しさなどを学びます。
各社の要望にあわせてゲームの内容はつくり替えます。
企業の社会的責任(CSR)活動として取り組む地域への出張講義などにゲームを活用し、
参加者に持ち帰ってもらうといった使い方を想定しています。
(記事参考:日経産業新聞 12/26)