東京23区の戸建住宅の屋根全てに太陽電池を設置すれば、
少なく見積もって同地域の家庭電力消費の40%を賄える。

東京工業大学の黒川教授のグループはこんな試算結果をまとめました。
「ビルが多く、太陽電池に不向きと思いがちだが、かなり発電できることが分かった」といいます。

航空写真をもとに太陽電池を設置できる屋根面積を求め、発電量を計算しました。
解析した総面積(638.4平方キロメートル)のうち、形や色、影の様子から約20%を屋根と判定。
平均30℃の傾斜があるとすると、屋根面積は152.7平方キロメートルと推定されました。
地洋電池は切り妻屋根の片面に、面積の八割を覆うように置いたと仮定。
太陽光から電気への変換効率を13.5%とすると、年間発電量は屋根の面した向きに応じて、
88.2~94.4億キロワットになりました。
23区の家庭電力消費(2007年度)の約40%にあたります。
寄せ棟など他の屋根型だと更に増え、潜在的な発電量は大きいとしています。

(記事参考:日本経済新聞 4/20)