岩手県を中心に多数店舗を持つスーパーマーケット"ジョイス"(本社:盛岡市)は、
1日からレジ袋と卵パックの回収・リサイクルを開始しました。

省資源や環境配慮のためにレジ袋を有料化する小売店が増えているが、
原油価格の高騰や食料品などが値上がりする中で、レジ袋の有料化に踏み切れば、
消費者の負担増につながりかねず、客足が落ち込むと見て、同社はリサイクルを取り組みを優先します。

回収するレジ袋は、ジョイス全店で配ったもののほか、他のスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで
配られたものでもOK。卵パックは透明なものなら他社販売分も受け入れます。

回収した袋などは、同社のリサイクルセンター(岩手県花巻市)に集めた後、岩手県内のリサイクル業者に渡し、
工場でペレットに処理され、ペレットは別の樹脂加工工場で交通標識用のポールなどに再生されます。

ジョイスが1年間に消費するレジ袋は焼く210トン。 当面レジ袋10トン、卵パック8トンの回収を目指します。
回収量が増えれば、レジ袋への再生も検討。
一方で全店で引続き、マイバックの販売やレンタルかごを実施し、レジ袋削減に進めます。

(記事参考:日経MJ 9/3)