野球のバットの素材は、「アオダモ」という広葉樹。
バットになるには、3tもの圧力検査に耐えたもののみで、節があると不適格材となります。
しかし節の有無は、削ってからしか分らず、分った時点では木材が小さくなりすぎて、二次利用ができませんでした。

オークヴィレッジ(岐阜県高山市、稲本代表)は、そんな不適格材に着目、はしに加工しています。
バット職人の「すべてのバット材を有効に使うことが木へのマナー」という言葉に共感した稲元代表が、
3年前、はしの加工に乗り出しました。
5月末までに約1億円を売上、その2%を飛騨高山での育林活動に充てたり、野球少年向けの森林教室に取り組んだりしています。

8月1日横浜スタジアムで開催されうプロ野球オールスターゲームの会場で発売する他、
今月21日には横浜タカシマヤでも展示販売しています。
バットと同じ強度やしなりがあるため、耐久性にも優れ、資源の有効活用にもなるとして、
訪れた人たちの関心を集めていました。

価 格 : はし 2100円  ストラップ 600円

(記事参考:朝日新聞 7/29)


折れたバットをはしにリサイクルしたはしを数年前から使っています。
その名も「かっとばし」、こちらはプロ野球球団のロゴ入り。
実際にプロ野球で使われたバットも材料に含まれているとか・・・