コーチングに出会ってから私の1年はぎゅーっと濃縮されたように毎年変化の連続。
その中でも昨年決意したことは、私にとってかなり大きな変化でした。
それは「旦那に家事や育児をサポートしてもらって、自分がメインで働く」という決意をしたこと。
以前の私にはこの決意をすることができなかったのではないかと思います。

昨年、諸事情で旦那が仕事を辞めしばらく家にいることになったので、まだ1歳にも満たない乳飲み子を旦那に見てもらいながら、春先から私が少しずつ仕事を始めました。
でも、その時はまだ「どうせ旦那が仕事につくまでの間しかできない」と思い、本格的に仕事をしていこうとは考えていませんでした。

それから数ヶ月後、旦那が就職しようかという話になった時に自分の中に葛藤が生まれました。
ひとつは「良かった。やっぱり男の人が稼いで守ってくれないと。これで生活が安定していくな」という安心感。
そしてもう一つは「旦那が家にいられなくなったらせっかくやり始めた私の仕事ができなくなる。また専業主婦に戻るのか。息子を他に預けたくないし」という気持ちでした。

どうしてこんな気持ちになるのか自分と向き合ってみると、そこには自分の両親が一つの基準となっていることが分かりました。

働き者の父と専業主婦の母を見て育った私は「夫は妻や子供のために何が何でも稼いでくるのが当たり前。それが責任を果たすことだ」、「子供は3歳までがとても大切な時期だから、母親が側についていないと。母親は子供中心に考えて当然」と自然に考えるようになっていました。

しかし、頭でそう考えていても本心とは違うので葛藤していたということに気付きました。そこで出した答えは……。
「私が働いて稼ぐということに挑戦したい。だから、育児と家事のサポートをお願い!!」と旦那に言っている自分がいました。

生活がかかっている重大な選択をする時に、本音をぶつけたということは私にとってかなり勇気のいることでした。
「おいおい、大丈夫か私?そんなこと言って生活費稼げるの?」
そんな声も自分の中から聞こえてきましたが、「やってみる前から諦めたくなくないから。自分を試してみたい」と宣言する自分が。
「うわ~、格好良い自分!!(笑)」

昨年7月から新しいライフスタイルに挑戦中。いろいろな大変さもあるけれど、この変化は自分らしいしとても誇りに思っています。

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◆ゲストライター:miki

miki

第一印象はとても真面目でこのお嬢さんは俗世間の話はできないと思われるが、話すと面白いという人からのデータあり。大学時代にアマチュアの劇団で舞台に出たり、タップダンスを習ったりと見た目と違い意外と活発。お祭り、イベントやパーティーなど非日常的な事が大好き。
コーチングのコーチと「ソース」というワークショップをやるソーストレーナーという仕事をこよなく愛す。ラブリーな息子と旦那と3人家族。