おはようございます。

相続相談のひろたです。


 

今日は、多くの方が悩まれる

『相続の話を切り出すタイミングと

話し合いの始め方について』

お伝えします。

 

 

「相続の話し合いは

親や配偶者が元気なうちに

行うのが理想ですよ!」

 

あなたもこんな言葉を聞いたり

ネットで記事を見たりしたことが

あるのではないでしょうか?
 

もちろん、

これには私も同意見です。


 

相続の話し合いは、

亡くなった後と

生前の2つのタイミングで

考えることができますが、

 

生前の方が圧倒的に自由度が高く、

贈与することもできるので、

ご本人の意思を反映しやすく

おすすめです。


 

しかし、、、

理想的ではあるものの

実際のところは

生前元気なうちから話し合って

準備しておくのは

​なかなか難しいのが

本音ではないでしょうか?

 

なぜなら、

人は自分が死んだ後のことなんて

日頃からほとんど考えていないからです。


 

実際に

私の周りの方にも

「ご自身が亡くなった後のことって

どう考えていますか?」

と問いかけると

 

「金庫の中に通帳と印鑑は

とりあえず

まとめて置いているよ。」

 

「そん時はそん時でしょ、

しゃあないやん!(仕方ない)」

 

なんていう回答が返ってきます。


 

こんな調子で

死ぬことを考えていない人に向かって

周囲の人から相続の話を

切り出すのはなかなか気が引けるし、

勇気を出して切り出したとして

進まない・・・

 

だからこそ、

相続問題について

事前に話し合うのは難しく、

後回しにしているうちに

万が一のことが起きて

後の祭りになってしまうケースが

圧倒的に多いのです。

 

 

そうならないためには、

周囲の人間が話を切り出す

ベストなタイミングを掴むこと

が重要です。

 

ポイントはご本人が

”あら?”となったタイミングを

逃さないこと。

 

例えば、病気や怪我などのタイミングで

ちょっと弱気になった時などに

話を切り出してみることが

おすすめです。


 

我が家でもここ数年間

両親の相続問題に向き合ってきました。

 

そのきっかけは母の一言。

 

私の両親間では

父親が全てのお金の決裁権を

持っていました。

 

それまで家庭のお金について

全て判断していた父親が

認知症になり始めて、

不安を感じ始めた母。

 

「重幸、

このままでいいのかしら?

なんとかしないと

まずいんじゃないの?」

 

と初めて私の元に連絡がきました。

 

その言葉をきっかけに

家族間で話し合いを始め、

父名義の不動産の売却や

お金の整理などを

進めてきました。

 

しかし、そんな母でも

普段強気な時に

相続の話を持ち出すと

 

「相続やお金の話なんて

あんたが心配することじゃない!」

 

と怒られてしまいます。。。


 

このように

元気なときに話を持ち出しても

なかなか自分ごとに捉えてもらえません。

 

ですが、

相手のタイミングによって

受け入れられる時が必ずきますので、

 

・怪我や病気をした時

・ちょっと弱気になった時

 

など、

なるべく手遅れにならない

わずかなきっかけを

見逃さないでほしいと思います。

 

タイミングを逃して

ズルズル行ってしまうと

万が一の前に認知症になるケースは

多々有ります。​

 

ご本人が認知症になり、

判断能力がないとみなされると、

家族が後見人になることはできません。

 

国から指名された

全く知らない専門家

​(弁護士、司法書士等)が後見人になり、

そうなると、

お金の出し入れが全く自由に

できなくなってしまいます。

 

そんな末路は、

ご本人もご家族も

望んではいないはずです。

 

”ご自分で全てを話すのが

ちょっと難しそうだな・・・”

と思うのであれば、

第三者を交えるのもおすすめです。

 

先ほど申し上げたように

ご本人の気持ちがちょっと変化した

タイミングを見計らって

 

「私も話し聞いてみたいんだけど

一緒に話を聞いてもらえないかなー!?」

 

なんて声かけをしてもらえたら

前に進む可能性が高いです。

 

もし、

その際に私にふっていただけたら

私が責任を持って

家族会議や相続対策のポイントを

お話しさせていただきますので

ご安心くださいね!!


 

『この先、

ご自身やご家族に

こんなことが起こるんだ!』

 

というのが分かれば、

きっと安心していただけるでしょう。

 

話聞いてもらえたら、

必ずよかったと言ってもらえることを

お約束します。

 

相続に限らずですが、

事前に知っておくのと知らないのでは

大きな違いがあります。

 

例えば、

釣りに行くにしても、

これから何の魚を釣りに行くのか?

どのくらいの深さの場所で、

目的の魚の餌はなんなのか?

 

何も知らないで行くのと、

事前にわかる範囲で情報を集め、

対策を打って釣りにいくか?

 

結果は歴然だと思います。

 

情報を集めた上で、

明日釣りに行くか?

やっぱり釣りには行かないか?

半年後に行くのか?も、

考えればいいのです。


 

相続会議についても同じです。​

いつから対策を始めるかは、

私の話を聞いていただいて、

それを元に考えてもらえたらいいと

思っています。

 

ただ、もしあなたが漠然とした

将来への不安を

持ちながら過ごしているのであれば、

 

あるいは、

周りの方々に不安を

持たせているのであれば、

現状持っている不安だけでも

一緒に解消してみませんか?


 

それでは

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしください!

廣田重幸

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