側湾症手術前の1ヶ月間の診察では、主治医とその上司の先生両方の診察を受けていました。主治医K先生の上司のS先生がわたしの手術の執刀責任者だったからでしょうか、手術に関する説明は全て上司のS先生が行ってくださいました。
この1ヶ月間の診察では手術に向けて詳細に自分の側湾症の状態を検査で確認します。
というのも、“2回手術する“とざっくりしたことは決まっていましたが、個人個人の状態に合わせさらに細かくどのような方法で手術をするのか、その方法で行うにあたり必要な情報を得て作戦を立てる必要があるからのようです。
参考記事
私の側湾はS字状でしたが、胸椎の辺りはそんなに曲がっていなくて、腰の部分が局所的に曲がりが強いタイプでした。と、ここまでは近所の整形外科でも知らされていましたが、大学病院で術前に詳細に検査した結果…
回旋が強い!
改めて回旋が強いと言われました。
「回旋が強いですね。ほら、ほぼ横を向いていて、犬の顔みたいになってるでしょ?」
医者じゃないので基本的に自分の背骨のレントゲンしか見ることがないので、一般的な状態というものがわからないので、先生のように驚けないのですが
本来真後ろにあるはずの脊椎の出っ張りが回りに回ってほぼ横を向いて確かに犬の顔みたいになってました。
そして衝撃の事実
レントゲン写真かなんかで腰椎の1箇所の曲がりのキツい部分を指し、上司のS先生が、
「この椎間板はもう機能していないですね。」
とおっしゃました。
驚きを抑え、「そうですか。」
と言いましたが、自分の体のどこかが『機能してないですね』って言われるのは初めての経験で、少なからずショックを受けました
私の椎間板よ機能してなかったなんて…
というわけで、その部分はインプラントを入れます。
インプラントを実際に見せてもらいましたが、椎間板型になってました。
よく骨融合するように自分の骨を削ってくっつけて埋め込むとのことでした。
近所の整形外科で想像以上に背骨が曲がっていることが判明した時に十分ショックを受けたのに、まだショッキングな事実がまだあったとは
まさかの椎間板がご臨終状態…