私が側湾症の手術を受けようと決心した理由たち。
できないことが増えていく。
20代では“痛みの出現“と、痛みの回数と時間の増加だけでしたが、
30代半ばに近づいてきて痛みは強くなり、
“できない“が一つ、また一つと増え、何か嫌なものが一歩一歩近づいてきているようでした
できなくなったこと 1
1年前に買ったダイニングチェア(安物)に座れない
これこれ、これの白っぽいバージョンです。私が買った時は5000円台だったけど、値上がりしてる
この椅子が硬くて、あとは高さの問題だったのかな?クッションとか試みたけど、痛くて5分と座っていられなくなり、カバン置きになりました
1年でこの変化…
側湾症の影響いやまさか疲れているだけだよ
と自問自答して自分に都合の良い答えを探したり、気づかないふりをしてみたり
できなくなったこと 2
コロナの影響で仕事が激減し、もうこれは家賃が払えなくなると思ったので
一人暮らしのアパートを引き払い、2年ぶりに実家に戻ることになりました
実家と一人暮らしのアパートは近かったのでちょくちょく帰っていたのですが、久しぶりに生活してみると、身体の変化に気づきました。
- シャワーを浴びた時、風呂イスに座り続けることができない
前は座り続けても平気だったのに、途中から立たないと痛みが出てきて耐えられなくなっている
できなくなったこと 3
- 洗濯物を2階まで持っていって干す元気が無い
実家は1階で洗濯して2階で干すっていうハードな動線になっているのですが、
前は渋々ながらできていたのに、もう無理になってました。
など、2年という短い時間でできないことが増えていて、
“このペースでいったらどうなっちゃうんだろう“
“この先ちゃんと働いていけるのかな“
と、怖くなりました。
赤ちゃんから子供、大人となっていく時はできることが増えていき、歳をとっていくとできないことが増えていくのは自然なことかも知れません。
老化現象には文句言いません
ただ、側湾症の場合、通常より体への負担が大きくかかっています。それってつまり負担のかかってる部分の老化スピードも早いってことですよね
同年代とは違うスピードでできないことが増えていくので、怖さや、この先ちゃんと仕事ができるのか等の不安といった負の感情が一つまた一つ、と心の中を占めていきました。
リスクの大きい手術に賭けてみようと決心した一つの理由です