30代になった側湾症持ちの日常
思春期特発性側湾症と診断され、その後30代半ばに入った時の生活は…
仕事は力仕事じゃないしゆるゆるでしたが、それでも腰は痛くなり、家に帰ったらとりあえずベッドに平らになる。座るのも立つのも痛くて、平らが1番痛みが出ないんです。
手術前は両親が海外で暮らしていたのでよくビデオ通話をしていたのですが、だんだん寝ながら通話する時間が増えていっていました。
家族とはいえ失礼だとはわかっていましたが、痛くて5分と座っていられなくて
色々な高さ
とにかく同じ姿勢が辛いので、食事用テーブル、ベッド、勉強用のイス、床、と色々な高さの座る場所を用意してました。
家事は時短技を極める
家事って側湾症でなくても腰にきますよね掃除とか5分くらいやってはベッドで休みって感じで頑張ってました
普通は時間の節約で家事の時短技を編み出していくと思うんですが、私の場合腰が痛くなっちゃうので、どうやったら短い時間でできるかを考えていました。
お風呂掃除とかは特に大変だから、かけるだけで汚れが落ちるとかいうのを使ったり、トイレは置くだけの洗浄剤を使ってできるだけ掃除の回数を減らすっていう努力に磨きをかけてました
お掃除時短グッズ
昔ながらな感じですよね
でも、あるとないとでは汚れ方が違うんです
側湾症の痛みが出てからありがたみがわかった。
お風呂に入った後毎回かけるだけで汚れ方が違うんです
忙しかったり、痛みがあったりするからこそ時短技を編み出せたりするから人って不思議ですね〜
休日
休日はあまり遠出をしたくない感じ。だって腰が痛くなるから
体力がついていかないから、友達と会ってもお茶するぐらいならいいけど、山へ行こー!とかそういうアクティブなのは自信がなくてできませんでした
遠出するなら一人で行くか、事情をわかっている家族と行くかって感じでしたかね。
一人山に登って蕎麦食べたりしました
私の側湾症は30代半ばにはcob角が60度くらいでした。
このくらいの角度で30代だと、痛みがそれほど出ない人もいるけど、
私の場合、腰部分が局所的に曲がりとねじれが強かったので、早めに痛みが出ていたかもしれません。
日によってはベッドに横たわっている時間が長くて、そこまでではないけど、クオリティーオブライフにかげりが見えてきた感じですね