ねばねば納豆納豆☆のお話。納豆は私にとっては日本食の代表選手金メダル朝でも昼でも夜でも?食卓にあればつい手を出してしまう。あの臭いが嫌だと納豆が嫌いな人も多く聞くが、納豆を食べると日本人に生まれてよかったなあと、しみじみ思ってしまうキャハハ納豆が含む多くの栄養素が優れていることは知れ渡っているし、発酵が進むほどに、その栄養・効果が高まっていくらしい。消費期限ギリの納豆が一番良いという人もいるびっくりどんな食べ物も摂取し過ぎは良くないが、一日に2パック程度の納豆は、身体に多くの恩恵をもたらしてくれるという研究者もいる。個人的には痛風持ちなので、プリン体が多めの納豆は分量注意ではあるが、納豆摂取はやめられない。以前から小耳にはさんではいたが、納豆をかき回す回数によって味が違うとかいう話。食通で知られる北大路魯山人は、「不精をしないで、また手間を惜しまず、極力練りかえすべきである」と書き残している。そんな魯山人も何回転すればベストとは公言していないが、今年の初めにタカラトミーから、納豆を美味しく作ることを目的とした撹拌装置「食の極み『魯山人納豆鉢』」を発表し、TVテレビなどの宣伝もあり、上半期は品薄でなかなか手に入らなかった商品がある。納豆好きはぜひ一度は試してみたいという好奇心から、手に入れたいと思っていたが、不意にこの納豆鉢が手に入った。忘却した中でのふとした僥倖…まさか納豆鉢が我が手に!といった心境である。

嘘か真か“納豆を究極に美味しく食す方法”を手軽に再現するもので、本体に納豆を投入して上部ハンドルを回転すると内部では倍速で撹拌。”納豆はかき混ぜるほど旨くなる”の教えを参考に、424回という回転数を設定し、インジケータによって然るべき数の撹拌が行われたかどうか分かり、撹拌後に自動的にふたが開くようになっている。
424回転…なぜに?とも思うが、細かいことは気にしない。先ずは美味しい納豆を食べたいがために、準備スタート。準備といっても本体にハンドルを取り付けて、モードのつまみを「魯山人モード」に切り替えて、大好きなくめ納豆を投入。後はひたすらハンドルを回すのみ(約1分30秒)で出来上がり キャッ☆回している間は、「まだまだ」→「気を抜くな」→「気合いだ」の表示が出てきて、本体上部に醤油投入孔が用意されており、ベストのタイミング(305回転後)に自動的に開く機構も備える。そのタイミングで醤油を投入するのが魯山人風らしい。そして「極めよ」とのサインのもとで最後の撹拌!

305回で醤油を投入し、424回転撹拌させた、至高の魯山人納豆が完成された↓


 


お味の方は「う~ん」「確かに…」「美味いような?」気がする。正直なところ日頃適当にかき混ぜている納豆と変わらない気がした泣き1結局、好みの問題なのかもしれないが、わざわざ納豆鉢を用意して、毎朝食べるのは面倒といった感じだ。それにワンパック分しか撹拌できないのも難点だし、使い終わったら分解して洗うのが結構面倒である。「不精をしないで、また手間を惜しまず」の魯山人の言葉は、時間に余裕のある人の特権であり。出勤前の慌ただしさを日々送っている私にはちょっと…であった。
ちなみに今朝は吉牛吉野家にて朝の納豆定食を食べたが、美味かった。ちなみに今日の回転数は36回。私にとっては36回でも至高の納豆であった。明日から10月。Never give up 精神で納豆パワーの恩恵を受け、今日も職場へと向かうのである歩く