340 日本のイスラエル制裁必要
イスラエルによるガザ無差別攻撃は今なお続く。ミサイル,爆撃、戦車砲を建物に打ち込む映像が毎日流れる。火責めに留まらず、地下道への海水注入という水攻めも加わる。まるでトンネルを這いまわる鼠(ハマス)を駆除するがごとく。福岡市位の狭いガザでは220万人のパレスティナ人がただイスラエルによる処刑も待つも同然。食料、水を断たれ、さらには生活の糧となるオリーブの木も戦車に蹂躙され根こそぎにされた。つい昨日は病院の回りに収容されていたけが人がテント毎ブルトーザにひき殺された。イスラエルはパレスティナ人にやりたい放題やっている。とても人間の仕業とは思えない。それでもイスラエルの広報官はいままでのアメリカ等の戦争に較べたら、イスラエル軍の民間人への対応は「ポジッテブ」と言い放った。
また国防長官は「パレスティナ人は動物に過ぎない。従ってハマス1人殺すのに3人のパレスティナ民間人を殺すのも致し方ない」とコメント。ネタニヤフは「ハマスの最後の一人まで殺すのがこの戦争の最終目標である」と戦争開始そうそう発言。要約すれば狭いガザ地区を人の住めない無人の更地にすると言っているようなものだ。
この毎日、殺人がまかり通る状況で世界のどの国も知らんぷりである。ここで行動を起こさねばイスラエルのような無法国家が次から次へと現れるであろう。そこで日本にはウクライナ同様の対応を促したい。殺人を当たり前に実行するイスラエルはロシアよりもたちが悪い。イスラエルは日本の友好国でもただちに制裁すべきである。アメリカおよびG7の対応は世界に失望をもたらした。日本も今後「法の支配」「力による現状変更の試みには反対」といっても誰も耳を貸さなくなる。政府がなにもしないのであれば第2、第3の「岡本公三」を派遣するしかないのかもしれない。
(令和5年12月21日)