337 残忍なユダヤ人(その2)

 イスラエルによるガザ無差別攻撃による死者がとうとう1万人を超えた。病院、学校、はたまたけが人を乗せた救急車まで無慈悲に爆撃されている。戦車やブルトーザによるせん滅戦もはじまった。イスラエル政府はガザにいる民間人は全て軍人とみなすと宣言した。ガザ市を包囲し、皆殺し作戦を行うようである。かって1945年3月10日の東京大空襲の際、アメリカ陸軍機は江東、台東区を焼夷弾の火柱で囲い、その中に追い込んだ女、子供、老人の焼殺を図ったのを想起させる作戦だ。この時の死者は10万人。アメリカおよびEUはイスラエル支持を表明し、このせん滅作戦を後押ししている。米国は燃料、弾薬をイスラエルに供給さえしている。日本の外務大臣はわざわざイスラエルに出向いて「イスラエルに連帯を示す」と発言した。少々違うのではないかと思う。昔の日本人なら弱いものに味方したものだ。「人殺しはよくない」と何故いえないのだろうか?ホロコースの仕返しを罪のないパレスティナ人にはたらいているとしか私には思えない。G7議長国の日本の指導者に正義を貫く気概はあるのであろうか?甚だ疑問である。今回のガザ制圧作戦で『反ユダヤ』は世界中にひろがった。また迫害の歴史がスタートする。(令和5年11月7日)