日経新聞社説 1/4付 | 専門書だって3~5倍速!落ちこぼれSEの速読術

日経新聞社説 1/4付

戦後復興と高度成長期を主導した昭和モデルの次を描くことはできなかった。次の時代こそ新たな成長モデルを構築する時である。

1989年(平成元年)、首位は日本だった。メード・イン・ジャパンの家電や車が世界を席巻した。

2018年は25位にとどまった。
問題は産業の新陳代謝が進まなかったことだ。
ひとつ目は、リスクマネーの供給だ。もうひとつは硬直した規制の見直しだ。

伝統的な強みをいかしながらも、デジタル革命など世界の新潮流にあった改革を断行し、新たなビジネスモデルをつくるべきだ。

平成の次は、日本の少子・高齢化、人口減少が急速に進む時代だ。欧米先進国に加え、今は若いアジアの多くの国々でも今後、高齢化が急速に進むだろう。
日本は「活力のある高齢化社会」という新たなモデルを世界に胸を張って示せるようにすべきだ。日本はもっと強く魅力ある国になれる。