そぉ!気になる?blog★

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「なんでも楽しんでしまう名人なのよ」
「楽しむ…?」
「そう」
「たったの…それだけなんですか?」
「そう、たったのそれだけ」

やりたいことを気の向くままに

Amebaでブログを始めよう!

◎お断り◎

 原作では安達としまむらの修学旅行は2日目の夜のホテルで完結しています。

 福岡に泊まったという確証もありません。

 なので、3日目は完全に予測…というか妄想です。あと後半は完全に趣味です。

 小説(どころか安達としまむら)とは全く関係が無い一日です。

 苦手な方は3日目はスルーをお願いします。

(修学旅行1日目はこちら)

(修学旅行2日目はこちら)

 今回から39raMoonの名前が39raLunaに変わりました。

 

 

【9月29日 午前9:30 天神】

 

 昨日の夜に買っておいたミスドのあだしまセット(エンゼルフレンチとハニーディップ)を頬張りながら、目の前の光景に呆然としている。

 ホテルの床に開かれたキャリーバッグとベッドの上の物たち。

 最終日の朝、帰りの飛行機を見越して荷造りをしなければ……なんだけど。

 この二日間でゲットした長崎熊本福岡のお土産(ウマ娘とシエスタ)を前に途方に暮れるところからスタート。

 Availのウマ娘グッズはそれほど嵩張らないからキャリーバッグへ難なく入る。

 スペちゃんのぬいぐるみはリュックに押し込んだら入った。

 そしてシエスタ……。困った。

 眺めてても事態は進展しないし、なにより10時のチェックアウトが危ない。

 齧ってるハニーディップみたいに甘くはないか。

 とりあえずキャリーバッグに入れて飛行機に乗せられるように試行錯誤してみる。

 家に帰ったらどうせ箱から出して飾るんだから、この際、一番嵩張る箱の中の緩衝材?はここで破棄して厚みを減らしてみる。

 ただいかんせんフィギュア。破損してしまったら目も当てられないからここは自前の緩衝材を考えてみる。

 合理性を考えたら、着替えに包む。という結論に。

 そして最終日。3泊分の洗濯待ちの着替えしか残ってない。

「背に腹はかえられないしなぁ」

 ……ごめんシエスタ。ちょっと我慢してくれ。

 とりあえず、使用済みの下着と靴下だけは別のポーチに移して、最大限配慮はしたつもりだ。

 キャリーバッグの詰め方を考慮して、なんとかお土産を全部押し込め、家に着くまで開けなければなんとかなる状態までもっていけたところで妥協する。

 空港の荷物検査で開けられないことを切に願おう。

 そしてもう一つの問題。

「福岡って言ったら何?」

 39raLunaに聞いてみる。

 そう、3日目はノープランなのだ。

「大宰府?」

「あぁ、学業の神様か。修学旅行で行きそうだよね!」

 そういえば昨日、高速道路で通ったことを思い出した。

 そんなに遠くないし。

「よし行ってみよう!」

 カードキーをボックスへ返却するだけのいとも簡単なチェックアウトを済ませて、ホテルから少し離れた駐車場へ向かう。

 ボクが先導する形でキャリーバッグを引っ張りながら大通りの交差点を目指す。

「ところでさ39raLuna、駐車場ってこっちだっけ…?」

「え?」

 スマホで地図を確認して引き返すのだった。

 

【11:10 太宰府天満宮】

 

 

 昨日までのはっきりしない天気とは打って変わって、突き刺さるような日差し。

 半袖のTシャツ1枚でも湧き出す汗。

 もう9月も終わるというのに、どこ行った?秋。

 最初の鳥居をくぐるとやたら目力の強い牛に出迎えられた。

 どうやら御神牛らしい。
 
 
 ということは、牛肉食べたい!なんて考えるのはもっての外なのかな。と少々罰当たりなことを思ってしまう。
 そのまま赤い橋を渡ると赤と白が鮮やかな立派な門が出迎え、その奥に御本殿が見えてくる。
 折角なので記念撮影をしてみた。
 
 
 三次元と二次元を融合させた空間のような像を横目に見ながら御本殿へ歩く。
 
 
 麒麟の威圧感に対して鷽(うそ)が嘘のようにゆるい。ゆるキャラだ。
 麒麟とのコントラストが不思議な空気感を醸し出している。
 清々しい青空に全体的に赤い印象の御本殿が映える。
 中では20人くらいの人たちが何かの御祈祷をしていた。
 
 
「太宰府天満宮にさぁ?来てみたものの、39raLunaは内定でてるやん?ボクも社会人だし。お祈りすることがないよね?」

「僕は入社後の試験に合格できるように」

「おお、なるほどね」

 39raLunaは入社後もなんか大変そうだった。

 さてと、ボクはどうしたものかな…。

「そうだ。あだしま民のフォロワーさん、学生の人も多いからなぁ」

 財布に入っていた5の数字のつく硬貨を全部お供えして、仲良くしてくれてる学生フォロワーさんの学業成就をお祈りした。

 北海道の某ゼミナールの校長になった気分だ。もっともここは四国じゃないし八十八カ所どころかここ一個しか巡ってないけど。

 でも旅の過酷さで言ったら同等だしね。多分。

 

「よし、お土産みよう!お土産!」

 天満宮をちょろっと散策してさらっと参拝を終えたボクたちは、駐車場に車を停める時から参道の数々のお土産屋さんが気になっていたのだ。

 梅とあまおうという苺が名物らしく、これらの名前が入ったお土産を置いている店が多い。

 残念なことに苺は旬じゃないし、さらに残念なことに梅には全く食指が動かない。

 それでも数多のお店を見て回るのはそれだけで楽しめる。

 はちみーを売ってるお店もあってテンションが上がったけど、ボクははちみつが食べられない。

 だからきっと100m走もタイムが遅いんだと思う。

 

 
 
 39raLunaはアイスを買ってご満悦だった。
 大宰府の名産とお土産を目で堪能しながら参道を進むと、西鉄の太宰府駅に到達した。
 
 
 

「風情だね」

「うん、風情だね」

 風情という言葉を使いたいだけで風情のない会話だった。

 その風情をカメラに収めて、次の目的地を決めるんだけど。

「お昼さ、せっかくだから行きたい所があるんだけど。そこで食べない?」

「どこ?」

「サービスエリア」

 39raLunaもピンときたみたい。理解が早い子は嫌いじゃないよ!

 

 

【13:20 古賀サービスエリア】

 提案したとおり、サービスエリアに車を停める。

 青春ブタ野郎シリーズ2作目のヒロイン、古賀朋絵の名前の由来になったサービスエリア。

 ここだって立派な聖地なのだ。

 

 

 駐車場からの階段を登って建物の外側にある飲食店を一通り見てから中のフードコートも見てみる。

 サービスエリアの飲食店ってどうしてこんなに魅力的に見えるんだろうね?

 さんざん迷った挙句、せっかく九州にいるんだからということで、佐世保バーガーを買ってみた。

 よくよく考えたらここ福岡県じゃん。長崎には昨日も一昨日もいた気がするんだけど……。まぁ、いっか。

 食欲もオタ欲も満たしたボクたちは、再び博多へ戻ることにした。

 

 

【15:15 JR博多駅】

 
「Availあるね」
「あるね」
「行く?」
「行く!」
 そういえば昨日の夜も天神でラーメンを食べた後にAvailを見つけて閉店間際に駆けこんだ。
 39raLunaは初日に寄ったAvailでウマ娘グッズを買わなかったことを後悔してたらしい。
 天神のAvailはもうだいぶ売り切れていて、お目当てのものが買えなかったみたいだ。
 結局、Avail 3days。
 ウマ娘に振り回されてる3days。
 ただ、ここでもお目当ての物は売り切れてたみたいだった。残念。 
「この後さ、ボク、新幹線に乗りたい」
「は?」
「いや、あのさ、300円で新幹線に乗れるの知ってる?しかも車両基地」
「乗る」
 博多駅からひと区間。博多南駅まで300円で新幹線に乗れる路線があるのだ。
 この区間、厳密には新幹線ではなくて特急扱い。
 小倉方面から博多まで走ってきたこだま号が、そのまま博多南行きへと変貌する。
 博多南駅には山陽新幹線の車両基地も兼ね備えている。
 博多駅の新幹線ホームで電車を待っていると飛行機のような流線型の丸いフォルムに猫のキャラクターが描かれたピンク色の車両が滑り込んできた。
 
 
 新幹線車両を使った名前のない豪華な特急は、8分くらいで終点の博多南駅に到着した。
 ホームに降りると、今乗ってきた車両の奥に整然と並んでる新幹線が沢山いる。
 その奥で今から営業に向かうグレーの列車が出庫していく。
 こんなに間近で大量の新幹線が見られるなんて、幸せすぎるんじゃないかな。
 
 
「記念撮影しなきゃ!」
 ほくほくと撮影のじゅびんをする。
 
 
「絶対ここには修学旅行で来ないよね」
 むぅ、39raLunaが至極まっとうなことを言った。
 いいのだよ。あだしまオタと鉄オタのボクたちならではじゃないか。
 なんだったらこの三日間で一番テンションが高いかもしれない。昨日のくじでテイオーを引き当てた時くらいテンションが高い。
 これでSがつく列車もいてくれたら最高だったなぁと新幹線を眺めていたら、帰りの車両が入線してきた。
 行きの色違いだった。それにしてもかっこいい。
 
 
 
 

【18:50 福岡空港】

 
 
 ちょっとだけ時間があったから、空港内のフードコートで九州最後の食事をとる。
 博多とんこつカレーというものを食べてみた。あまあまなカレーだった。
「とんこつを感じない……」 
 なんだかんだで最後まで九州の食事には振り回された感じだなぁ……。
 夜にもなると昼間の暑さとは対照的に肌寒さを感じる。
 展望デッキに出るとこれから乗るであろうイルカにも見える黒と白の飛行機がいた。
 滑走路のあたりは色とりどりのライトが綺麗で、ずっと見てても全く飽きない。
 轟音と共に大きな機体がふわっと降りてきた。
 
 
 行きと違って大きい飛行機(多分そこまででもない)の革張りの座席。目の前のモニター。
 これだけでかなり豪華な感じなのに行きの飛行機よりも料金が安い。
 CAさんの機内点検が終わると、ゆっくりと大きな機体が動き始めた。
 ひときわ大きなエンジン音が響いた瞬間、自分だけを滑走路に置いていこうとする重力にそれをゆるすまじと背中を押し付けてくる座席の背もたれに押しつぶされそうになる感覚。ガタガタと路面からの振動。
 加速の重力に慣れてきた頃、地面が傾き再び後ろに引っ張られる感覚と共に来るふわっとした浮遊感。
 飛行機が重力に勝った瞬間だった。
「あずにゃんムービング~!!!」
 となりに座っているのは39raLunaだけど。
 飛行機が安定すると、かなり高度も上がっているようで、窓からは山の中で満点の星空を見下ろしているようにも錯覚する小さな光たち。
 星空を上から見下ろすという不思議な感覚。流れ星もたくさん走っている。
 その星空も有限であり、いつの間にか漆黒の闇になったころに機内サービスのドリンクが配られた。
「コーラ…は無いのか。むむむ。じゃぁ、リンゴジュースで」
 ちなみに39raLunaもリンゴジュースだった。
 絶対ミネラルウォーターをオーダーすると思ってたのに。
 紙コップに注がれたドリンクをカップホルダーに収めると、視界の端っこに白い物体が現れた。
「おぉ、うんめーなにおいがします」
「あんたはやっぱり出てくるのね」
 

 

 目の前のモニターが現在の飛行位置を示している。

 兵庫県上空。

「あ、今あのフォロワーさんの住んでるあたりだ」

 奈良県上空。

「あ、あのフォロワーさんがいる」

 三重県上空。

「サーキット」

 そんな他愛もない会話をしているうちにセントレアに到着する。 

 到着ロビーでキャリーバッグを引き取り、最後の記念撮影をした。

 

 

「じゃぁ次はサンフラだね」

 途中駅で乗り換える39raLunaを見送って、長いようで短かった、安達としまむらの修学旅行というボクたちの修学旅行も終わったのだった。

 

 ひとりになって地元へ帰る電車の中、この三日間を振り返り、虚無感に包まれているボクのイヤホンからはフォロワーさんたちが会話してるスペースの声。

 なんだかんだで疲れた身体には心地よいラジオ代わりの音声。

 このまま家へ帰って思い出とともに眠れたら幸せだ。

 

 

【23:00 最寄り駅の3つ手前の駅】

 なぜか途中下車してTwitterのスペースの会話に参加して、修学旅行の報告をしているボクだった。

 

 

 

安達としまむら 修学旅行に行ってきた 完

 
 
 
 
 
 

【24:10 自宅】

 梱包材(着替え)から救出したシエスタに「バカか、君は」と言われたとかないとか。
 届いていたテイオーのぬいぐるみ(熊本土産)とシエスタ(福岡土産)。
 嫁と嫁が鉢あう修羅場の図。
 
 

 
 
 

「さくらむーん、修学旅行しようぜ~!」

 中島がカツオを野球に誘うような軽い誘いで始まった修学旅行巡礼も2日目です。

 (1日目の様子はこちら

 

  もちろん安達としまむらの修学旅行も2日目。早朝の旅館でのパンチョとしまむらのやり取りがとても大事なシーンです。

 しまむら自身が気づいていなかった安達への思いの強さを自覚する切っ掛けになった場所です。

 本当に大好きなシーンなんです。

 

 それでは、巡礼スタートです!

 

 廊下の絨毯を踏む音が、深く床に沈む。他の生き物の気配を感じないまま、階段を下りてロビーへと向かう。早朝にも拘わらず土産物屋は開きっぱなしだった。レジで暇そうにしてる人に挨拶しながら、ジャムパンを購入する。旅行に来て初めて買うものがこれか、と笑ってしまう。

 廊下に設置された自販機を見つけて、その陰に屈む。横に鞄を下ろしてから、ジャムパンを差し出した。

(安達としまむら8巻P.172)

 実際に泊まったホテルには売店がなかったので、この写真は出発後のコンビニで買ったジャムパンだけど、まぁ、イメージということで。イメージは大事です!

 

 

 パンチョは小銭を投入した後、お茶のボタンを二回押す。ペットボトルのお茶と釣り銭を回収した後、その一本をこちらへ差し出す。

「どうぞ」

「……どうも」

(安達としまむら8巻P.175)

 しまむらが安達との関係を初めて他人にカミングアウトしたシーンのイメージです。

「ラブラブカポー?」

(安達としまむら8巻P.177)

から始まって、

「でもそういうしまむらさんが一緒にいるってことは、よっぽど安達さんのこと気に入ったんだね」

 パンチョの何気ない推測に、ハッとさせられる。

(安達としまむら8巻P.189)

 この瞬間!!!ここで自覚してこの先のしまむらの気持ちの変化が良すぎてですね。

 パンチョ、本当にいい奴!

 そして10巻の同棲へとつながっていくんです!

 10巻のしまむらはもう、安達が好きすぎるんです!

 ボクのしまむら愛を語っていると、どんどん時間が過ぎていくので宿を発つのです。

 

 

【9月28日 午前6:00 別府温泉】

 今日もこの時間から出発です。

 昨日といい今日といい、高校生には過酷すぎませんかね?笑

 

 早速ナビを設定して阿蘇山の草千里駐車場を目指します。

 ナビの示すルートを走っていると、画面にはやまなみハイウェイと書かれている。

 なるほど。最高速度が50キロや40キロ制限でなんならヘアピンカーブもたくさんあるハイウェイ。

 低速ハイウェイ。ハイウェイとは?

 矛盾を感じながらもお腹がすいたことに気づいた。

 6:00は宿の朝食もまだ営業前なので、何も食べずに出たのだった。

 というわけで、途中でコンビニに寄りました。

 

 

【7:40 ファミリーマート阿蘇市役所前店】

 朝食は食べない派の39raMoonくんを車に残して、ひとりでお店に入った瞬間、慌てて車に戻って39raMoonくんを呼びました!

 見つけちゃったんです。これ!

 

 ウマ娘の一番くじ!!

 

 しかも、A賞のスペシャルウィーク、B賞のサイレンススズカのぬいぐるみもまだある!!

 ボクの推しのトウカイテイオーのぬいぐるみ(C賞)……だけ無い(´・ω・`)

 まじか……。

 まぁでもこれ、地元では発売日に完売で3件ハシゴしても1本も引けなかったくじですよ。

 迷わず5本買いました。

 

「ウマ娘好きなんですか?」

「そうなんですよ。岐阜から来てるんですけど、地元では初日から売り切れちゃってて」

 人懐っこいレジのお姉さんの笑顔に応えるように自然と笑顔で答えながら1本目をめくる。

 どーきどきどきどきどきどきどきどき。

「えぇ!そうなんですか!?」

 レジのお姉さんが驚くのと同時に

「おおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

 

『C賞 トウカイテイオー』

 

 俺の愛バがぁ!!

 

 完全にずきゅんどきゅんですよ!なにこのくじ運!!!

 あまりの嬉しさに、39raMoonくんに報告に行くも、若干冷たくあしらわれた気がするけど、多分気のせい

 そして2本目3本目と引き、4本目。

 

『A賞 スペシャルウィーク』

 

 あれ?これ、ボク、旅行中に死ぬんじゃね?

 

 結果、A賞、C賞、D賞、E賞、F賞で、

 


 

 今年の運、全部使い切った…。

 

 っていうか、修学旅行二日目、いきなり山場を迎えました!阿蘇山だけにね!

 

 ちなみにトウカイテイオーは、初期不良があったためメーカーに返送されてて、後日、メーカーから直接送られてくることになりました。

 なるほど、だから陳列されてなかったのか。

 

「なんかね、もう、おうち帰りたい。おうち帰って嫁(トウカイテイオー)をお迎えする!」

 

 呆れ顔の39raMoonくんに全力で止められたので、仕方なく修学旅行続行です。

 まぁ、ここで帰宅しなかったことが、さらなる幸福へと続くのであった。ナイス判断!

 車に戻ってきて、D賞のビジュアライズボードとスペちゃんのぬいぐるみを見て我に返ります。

 

「……どうやって持って帰るの?これ」

 

 帰りももちろん飛行機です。

 キャリーケースは着替えとかの宿泊グッズですでにぱんぱん。

 なんならビジュアライズボードはキャリーケースより面積が大きい。

 

「まぁ、いっか」

 

 明日のことは明日の僕に任せればいい。と、しまむらと咲太の良いとこ取りをしておきます。

 そしてくじの結果のおかげで、最上級のご機嫌で目的地へと車を走らせます。

 

 

【8:30 阿蘇山草千里駐車場】  

 バスは結構長い時間を経て、また別の山の麓へと入っていく。

 その山の名前はわたしでも知っていた。活火山であることもだ。

 バスは本格的に山へと上るわけではなく、広大な駐車場へと入っていく。教師がもうすぐ停車する旨を皆に告げる。駐車場が目的地? と首を傾げるような空気が充満する。

(安達としまむら8巻P.194)

 

 

 でもその疑問は駐車場の半ばに来たところで解消される。

 それは本当に、雲の中へでも入り込んだようだった。

 あたり一面が、深い霧に包まれていた。

(安達としまむら8巻P.195)

 しまむらが朝、パンチョとラブラブカポォ?の話をした後の重要イベントなんですけども、駐車場は見事に霧のきの字もないくらい視界が良好。

 草千里駐車場に向かって上ってる途中、霧が出てる場所があったので期待したのだけど、残念。

 ここは霧の中ではぐれてしまって、お互いを探す二人に鞄のなかからヤシロが安達の場所を教えた所。

 もしかしたら本編小説でヤシロがはじめて表立って役に立ったシーンではなかろうか?笑

 なので安達としまむらとヤシロで記念撮影です。 

 

 

 せっかく見晴らしがいいので、周りを見渡す。なるほど、これがカルデラってやつですな? 知ったかぶってみた。

 ここが本当にカルデラの中なのかもわかっていないけど。

 カルデラという言葉の響きを堪能してたら、道の反対側にお馬さんがいました。

 

 

 

 乗れるらしいです。

 ボクたちは午前のうちに次の目的地に到着するという使命があったので乗馬しないで、代わりに

 

 

 さっそくスペちゃんと記念撮影!

 

 トレセン学園も修学旅行に来てるみたいです。

 

 あれ?ウマ娘と馬って同じ世界線に存在しな…いや、気にしちゃいけません。

 

 

 これで満足した僕たちは、次の目的地へ急ぎます。

 

 

 

【11:30 ハウステンボス】

「テーマパークはオランダ風らしいけど、オランダってなにが思い浮かぶ?」
(安達としまむら8巻P.193)

 ボクはねぇ、ハウステンボス駅に到着したのに、サイコロを振ったら10分後に乗ってきた特急で戻される旅かな?

 わかった人は藩士です。

 

 というわけで、ハウステンボスに到着です。

 

 

 午前中に到着したら、ドーホー(りびレさん)と会えるかも?とちょっと急いだんですけど、結局タイミングが合わずに入れ違いになってしまいました。残念。

 

 時刻はお昼時。

 折角長崎にきたのだから、ちゃんぽんとか皿うどんとか食べたいよね?

 ということで、ちゃんぽんのお店を探そうとしたのだけど、何も考えずに車を駐車場に入れてしまったので移動手段は徒歩のみ。

 ハウステンボス内のちゃんぽんが食べれそうなお店はコロナのせいなのか休業中っぽい。

 むむむ。失敗だったか?

 その時、ゲートの外に長崎ちゃんぽんのお店発見!

 ボクでも知ってるあの有名店!あるじゃないですか!

 そう、

 

 リンガーハット

 

 え?ここまで来て?

 

 長崎ちゃんぽんと

 

 皿うどん。

 長崎メシ満喫💓

 

 いいの、長崎で食べることに意義があるの!!と言い聞かせておきます。

 

 

 さ、ご当地めしでお腹もいい感じに満たされたので、ハウステンボスを満喫しますよ!

 

 

 ちょうどハロウィンの時期なので、園内オランダ国内がハロウィンに染まって、とてもしゅてきでした。

 安達としまむらも10月に修学旅行だったので、同じ景色だったに違いありません。

 

 

 テディベアもハロウィン✨

 きっと戦隊ものの魔女っ子テディベア。

 

 オランダを模した町はとても綺麗でかわいくて、散策するだけでも心が洗われるようでした。

 一生ここに入りびたりたい

 そんなオランダの風景をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しゅてきすぎる。

 ちなみにここ、別荘エリアがあって、実際に不動産屋で売りにでるらしいです。

 今は完売状態なんだって。

 そしてこの別荘エリア、2割くらいの人は定住してるみたいです。

 なんて羨ましい。一生ここに住みたい!

 

 

そんなわけで、安達としまむらも記念撮影したみたいです。

 

 

 

 

 ヤシロまで出てきちゃった…

 

 それにしても安達としまむら、めっちゃ絵になりますね。

 美少女とオランダの街、最高ですね!

 

 

 そしてトレセン学園の修学旅行も

 

 

 トウカイテイオーとメジロマックイーンのバックに写っている建物は、

 

 

 URAJRAです。

 ウィンズ佐世保で、ここで馬券も買えます。

 ただ、ハウステンボスからは行き来が出来ないみたいです。 

 

 折角なので記念に

 

 

 ウマと馬(今日2回目)

 

 

 ARIA大好きなボクが個人的に気に入ったのがゴンドラです。

 

 
 水の上を優雅に進んでいきます。

 ネオ・ヴェネツィアの世界です!

 すごい!イタリア行きたい!なんならアクアに行きたい!

 

 ……ここオランダだけど……  

 
 
 
 花が細かな隙間を埋めるほどに咲く場所で、班から離れて安達と二人で歩き回った。
(安達としまむら8巻P.203)
 
 国内にフラワーガーデンみたいなところがあったのですが、押さえ忘れましたぁぁぁ。
 ちょうしょっく。
 なので、豊作のカボチャでお茶を濁しておきますね。
 
 カボチャが細かな隙間を埋めるほどに咲く場所で、喧騒から離れて39raMoonと二人で歩き回った。
(39raMoonとそーき)
 …あかん、別の何かが咲きそうなのでやめておこう。
 
 そんなこんなで昼食含めて5時間くらい、オランダをこれでもかってくらい堪能したボクたちは福岡県の宿へと向かったのでした。

 

 

 

【18:00 天神】

 あうりんさんの考察では、この日の宿はシーホークではないかということでしたが、この後、ホテルでのイベントは特になかったことと(いや、厳密には腕枕いちゃいちゃイベントはあるのですが)、大人の懐事情でホテルは別のところにしました。

 

 博多といえば豚骨ラーメン!

 

 というわけで、ホテルにチェックインしてお店を検索します。

 390円で食べれるラーメン屋を発見。レビューも悪くない。

 コスパ最高!という文字がやたら出てくるのが気にはなるものの評価の★の数も悪くない。

 あれか、名古屋でいうスガキヤみたいなコスパかな?

 

 営業時間も確認して早速行ってみました。

 ホテルから繁華街を天神の駅へ歩く途中にありました。

 

 

 またこのパターンか……

 
 振り出しに戻る。
 検索しなおして、近場でお店発見。
 ようやくありつけました。豚骨ラーメン!

 

 

 

 最近体重がアレなので、ちょっと控えめに替え玉1玉で我慢します。

 

 博多ラーメンを堪能した後、天神の繁華街を通ってホテルに戻るわけですが、繁華街といえば、ゲームセンターなんていくつかあるわけでして。

 

 当然、空気を吸うように自然に入りますやん?

 

 クレーンゲームに『探偵はもう、死んでいる。』(通称たんもし)のシエスタのフィギュアがありまして。

 

 当然、やりますやん?

 

 

 

 

 ✨シエスタ、ゲットぉ!✨ふへへへへ♡


 話を戻すと、朝、一番くじでトウカイテイオーを引いた段階でスキル「おうちに帰る」を実行していたら、シエスタに出会えなかったわけですよ。

 

 もうこれはうんめーですね。

 

 ほくほくしながらホテルの部屋でキャリーバッグを前にして、

 

 

 だからどうやって持って帰るんだ?俺!
 

 

 というわけで、とても充実したウマ娘と探偵はもう、死んでいる。の旅 修学旅行2日目の幕が下りるのでした。

 なんか今日は修学旅行っぽかった!

 

 ちなみに朝のウマ娘の一番くじ、もう1本引いていたらB賞のサイレンススズカもゲットできたんじゃないかとずっと後悔してる一日だったとか違うとか。

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

大満足♡

 

 

 よっす。相変わらずしまむら大好きなそーきです。

 しまむら大好きなので、たるちゃんの挨拶からスタートしました。

 

 安達としまむら、原作小説の10巻、読みました?

 密かにたるちゃん大好きなので大号泣ですよ。

 そして安達としまむらの同棲生活スタート。

 なんでもない日常のなんでもない出来事に温かくて自然と泣いている。そんなお話でした。好きすぎる♡

 そんな10巻の表紙になった場所へ行ってきました。

 岐阜駅からほど近い居酒屋が並ぶ通りでした。

 修学旅行の前にこちらからご覧ください。

 

 

 安達の方が背が低くなってしまった💦💦

 

 この幸せな二人ですが、修学旅行はしまむらの自身の気持ちに対するひとつの転機だったと思っています。

 この大切な修学旅行、小説8巻の描写を元にまたもや安達推しの39raMoonくんと再現してきました。

 

 (安達としまむら8巻)

 

 まずはこの修学旅行の行程、描写から全力で解明させたツワモノがいらっしゃいます。

 それがこちら→「安達としまむらの修学旅行先を全力で考察してみた」

 あうりんさんのこの記事を参考に(というかその通りに)巡ってきました。ありがとうございます!

 

 

 

【2021年9月27日 6:00 名鉄名古屋駅】

 おそらく4:30頃、本巣の高校をバスで出発した彼女たち。

 電車に乗り継いで空港に向かっているので6:00発の空港特急「ミュースカイ」に乗ったと思われます。

 

 

 ここから同じ時間のミュースカイでセントレア(中部国際空港)を目指します。

 わくわくしかありません。

 

 

【6:30 セントレア】

 途中駅で39raMoonくんに合流して、中部国際空港駅に到着しました。

 飛行機まで1時間くらい余裕があります。

 チェックインして荷物を預けて向かった先はまずこちら。

 フレッシュネスバーガー。

 修学旅行とは関係ないですが、アニメのショッピングモールで安達が食べていたと思われるセット。

 このセットを特定したみねさんもすごいなぁ 笑

 

 いい感じに腹ごしらえして、いよいよ飛行機に搭乗です。

 7:35発 ANA371便長崎行き

 本来ならB737型のジェット機ですが、コロナ禍で乗客減のせいか、DHC8-Q400というターボプロップ機(プロペラ機)に機材が変更になりました。

 そのため、ボーディングブリッジではなく、バスで移動して乗り込むスタイル。

 逆に普段見れない目線で飛行機が見れたのでこれはこれで良かったです。

 プロペラ機も人生初搭乗!

 

 

 着陸時に眺めていた北九州の町並みと山、そこへの接近に翻弄されながらも飛行機は無事に空港へと着陸した。

(安達としまむら8巻P.91)

 着陸態勢に入り、長崎空港へ降り立ちます!

 

 

【9:10 長崎空港】

 預けていた荷物を引き取り、ロビーへ出ました。

 

 朗らかに答えつつ鞄を背負い直す。

「ぎゅむ」と聞こえた。

「………………………………」

 背中に汗が浮かんだ。

(安達としまむら8巻P.93)

 

 エスカレーターの裏まで来てから、人目を気にしつつ鞄を下す。周囲への注意を払いながら、意を決して鞄を開けてみると、ひょっこりと水色の頭が現れた。

(安達としまむら8巻P.95)

「おはよーございます」

 まさかねぇと、うわぁやっぱりが両立する矛盾に翻弄された。

(安達としまむら8巻P.95)

 そんなイメージです。

 

 長崎空港を後にして、フェリーに乗るために島原港へ向かう…のですが、

 

 

【10:25 Avail森山店】

 Availを見つけてすかさず寄り道。

 前日に発売になった「ウマ娘プリティーダービー」のコラボグッズを物色します。

 発売日、転売対策で「おひとり様10点まで。かつ1商品1点まで制限」があったので買えなかったグッズをゲットしました!

 お土産を買うのも修学旅行の醍醐味ですからね!

 

【11:30 島原港】

  ここから熊本に向けてフェリーに乗ります。

 

 

【12:20 島原港出港】

 次の場所へ向かうために敢えて遠回りしながら乗るフェリー、はしゃぐ同級生たちの声、遮りなき大海原、なんかでっかい船(多分そこまででもない)の甲板、取り囲むは白と青。

(安達としまむら8巻P.104)

 

「風情がないな安達ちゃん」

(安達としまむら8巻P.104)

 

 作中では、カモメにスナック菓子を投げるシーンがあるのですが、9月下旬とはいえ夏の名残が主張する気候でカモメのシーズンはまだまだ先のようです。

 カモメって渡り鳥で、日本に越冬に来るって知ってました?

 ちなみに11月になると、作中にあるカモメの餌やりがこの船でできるみたいです。めっちゃやりたい!

 乗船時間、約1時間で熊本港に到着しました。

 

 

【14:00 水前寺公園】

 それから船を降りてまた少し移動した先は、わたしでも名前の知っている公園だった。正式名称は公園じゃないし、神社とか、美しい水の流れる景観とか見るべきものの多い名所だけどそういうものとは特に無縁でただ昼ご飯を食べるために立ち寄るのだった。一階がお土産売り場で、二階が食事処。階段を上がり、用意された長机にそれぞれの班が座っていく。

(安達としまむら8巻P.107)

 コロナのせいなのか、安達としまむらたちが昼食をとったと思われる、水前寺観光センター別館はお休みでした。

 まぁこの別館の2Fの食事処は団体さん向けっぽく、でもすぐ向かいにもご飯が食べられる本館があるのです。

 

 

 が、

 

 改 装 工 事 で 休 業 。

 

 確かに、「俺、熊本に行ったら馬しゃぶと蕎麦を食べるんだ!」って言ったけども。言ったけども。

 

 フラグ回収能力は健全に働いていました…。  

 

 昼食難民(´・ω・`)

 

 とりあえず近場を散策して、馬しゃぶはなかったけど、馬刺しが食べられる(しかも14時をすぎてもやってる)お店を発見したので勇み足で入りました。

 

 

 馬刺しどーん!

 

 おおー!うんめー!

 うまうまうみゃうみゃ!

 美味い!馬だけに!

 

 遅めの昼食を取ったらのんびりはしていられません。

 この後は別府まで九州横断なのです。

 

【15:50 広川サービスエリア】

 高速道路をずっと走っていれば、途中トイレ休憩は必要ですよね!

 というわけで、勝手に広川サービスエリアを選んで休憩です。

 広川サービスエリア。広川…。

 青ブタファンならピンっっと来る名前!

 

 

 

 そう、青春ブタ野郎シリーズに登場するアイドルグループ「スイートバレット」の(パンツはかない発言の)リーダー、づっきーこと広川卯月ちゃんの名前の由来になったサービスエリアです。

 原作小説では「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢をみない」のヒロインで、梓川花楓の高校進学にも影響を与えた人物です。

 づっきーもボク、大好きなんです!

 なのでついでに巡礼です。

 

 

【17:50 鬼山地獄】

 ちょいちょい襲い来る睡魔と戦うため、運転を交代しながらようやく別府の地獄巡りに到着です。
 冷静に考えると、地獄巡りって名前すごいなぁ。数多の地獄を巡るんだよ?死んでからはリアル地獄巡りなんて絶対にしたくないなぁ…。
 
 公園で昼食を終えたら、本当にほとんど見学しないでまたバスに乗り込み、地獄巡りに向かった。本当にそんな名前だった。足を止めることなく、素通りするような感覚で各所を見学する。途中、ワニがたくさんいる場所があってそれが一番興味深く見られた。 
(安達としまむら8巻P.112)

 

 というわけで、まずは真っ先にワニがたくさんいる地獄、鬼山地獄へ向かいました。

 温泉地だけあって、そこら中から源泉の湯気が立っているのが印象的です。

 

 

 

 車を止めて、ワニに会えるワクワクを胸に抱いて、いざ、鬼山地獄!

 早速巡ります。

 巡ります。

 巡り…

 全然間に合ってない!!

 

 でもここまで来てワニを見ないで引き下がれない!!

 

 というわけで、

 

 ちゃんと鬼山地獄でワニの画を押さえたので満足です。

 良かった、ワニがいて!

 

 結局、どの地獄も17時終わりだったので、何一つ地獄巡りができることもなく、頑張って高速道路を急いで走ってきたのに、

 

 むしろボクらが生き地獄…

 早朝、名古屋駅でわくわくしかなかった自分、かわいそうだなぁ……

 

 

【18:30 別府温泉】

 

 初日の日程を終わらせて、駅前の宿にチェックインして温泉を堪能して夜ご飯です。

 

 美味しい鶏天と海鮮と熱めだったけど気持ちのいい温泉。

 地獄のまちだけど むしろ天国か

 

 

 

【初日の総評】

 飛行機楽しかった♪船楽しかった♪
 その飛行機も船も移動手段なわけでして、名古屋から別府温泉までの全行程の90%は移動で終わったんじゃないかな?
 そして地獄は間に合わず…で何一つ観光すらできてない行程で、はたして、修学旅行の「修学」とは?
 
 多分、諫早のAvailでウマ娘グッズを漁ってるのが一番充実してた!
 
 
→2日目に続く。

どうも、そーきです。

今期アニメ「スーパーカブ」

5話まで放送された5月6日、2話までに登場した場所へ行ってみました。

 

 

まずは、キービジュアル。

聖地は基本的に、山梨県北杜市になります。

キービジュアルとなったのは、JR中央本線日野春駅から西へ行った、釜無川ポケットパークからの景色です。

 

 

すぐ前が釜無川橋ですが、この辺りの画像がこちらです。

 

 

この日、橋から富士山も見れました♪

 

 

 

続いては、よく出てくる牧原交差点です。

 

 
ここからすこし進むと、スーパーおのがあります。
 

 

先ほどの牧原交差点から国道20号線を進むと、給油したガソリンスタンドがあります。

 
 
さらに進むと、小熊のカブが夜中にガス欠したコンビニがあります。

 

 

さらに進むとスーパーむかわとその隣にコメリがあります。

実際のお店は「やまと」という名前のスーパーでしたが、すでに閉店していました。

 

 

そして先ほどのスーパーおのからさらに進むと、小熊たちが通う高校があります。

実際には中学校でした。

 

 

 

学校を過ぎてしばらく進むと、シノさんのバイクショップがあります。

Shino'sがKuma'sでした。

このKumaさん、デザイナーさんなんですが、検索してみたら、髭を生やしたら、どことなくシノさんに似るなぁと思いました。余談ですが 笑

 

 

JR日野春駅

時間帯によって、改札口に係員さんがいなくなるみたいですが、券売機でちゃんと入場券を買いましょう。

 
 
小熊の家は、比較的駅に近いところにありました。

夕方に撮ったのですが、超絶逆光です。

日没前は撮影に辛い場所でした。

 

 

 

というわけで、北杜市内の比較的狭いエリアを巡礼してきたのですが、駅から釜無川橋まで、ずっと下っているんです。

そしてそこから学校までずっと上り。

小熊の家から学校まで、結構距離もあるので、そりゃ原付が欲しくなるよね。って思いました。

橋からの景色が綺麗だったのが印象的でした。

またそのうち、他の場所も巡りたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうも、しまむら推しのそーきです。随分ご無沙汰しております。

 安達としまむら、円盤各巻に入間人間先生書下ろしの短編小説が付いています。

 その3巻「ムラ」は、安達としまむらが温泉旅行をしているストーリーです。

    

 具体的には出てこないこの温泉旅館。いったいどこなのか。

 なんとなく目星がついたので、安達推しの39raMoonと小説の記述と比較検証してきました。

 

 

 まずは旅館を調べます。

 ヒントは、

「割と近くの温泉旅館に来た」

「左右の窓をからし色のカーテンで仕切ったその空間に、青い卓球台が二つ。」

「ご丁寧に『温泉卓球』と書いてある。しかも手書き。字もちょっと消えかけ。」

 という小説の描写。

 Google先生で「岐阜 温泉 卓球」で画像検索をしてみました。

 

 おお!出てくるもんですねぇ。

 手書きっぽい「温泉卓球」の文字。

 そこで石金旅館さんのホームページへ行ってみました。

 小説の内容がかなり一致する!

 ここじゃないのだろうか!

 ということで、さっそく一泊で検証してきました。

 

 まずは、長良川観光ホテル石金の外観です。

 

 ホテルですが、和風旅館のような風情のある佇まいです。

 入り口の横に、本日の宿泊客の歓迎看板があるのですが、

 

 安達としまむら様御一行様!!

 これだけで安達としまむらが温泉旅行した雰囲気がでますね!

 

 そしてホテルにチェックインして検証してみましょう。

 検証内容は小説から引用したこちらです。

 

 息を吐きながら通路に出て、ロビーの前を経由して温泉を目指す。温泉へ通じる道は他と違い絨毯が敷かれていない板張りだった。その上をスリッパがパタパタと鳴る。

 

 庭の景色と光を取り入れたガラス張りの通路を進み、暖簾の向こうへ行く。暖色に照らされた木製の壁と、少し濡れた床がわたしたちを出迎える。

 その脱衣所を観察しながら、ヤシロが呟く。

 

 戸を開けると、真っ先に熱気が顔を撫でる。入り口の右側にかけ湯があり、そこから壁に沿ってシャワーが用意されている。

 

 それから風呂上り、ロビー前の売店で買ってあげたアイスを片手に、ヤシロがほくほく湯気を上げている。

 

 部屋を出て、鵜飼いアートの前を通り、湯上り処を覗きながら、案内に従って奥へ向かう。

 

 左右の窓をからし色のカーテンで仕切ったその空間に、青い卓球台が二つ。

 

 ご丁寧に『温泉卓球』と書いてある。しかも手書き。字もちょっと消えかけ。

 

以上の7項目になります。

 

それでは、ひとつずつホテルの造りと照らし合わせてみます。

 

<検証①>

 息を吐きながら通路に出て、ロビーの前を経由して温泉を目指す。温泉へ通じる道は他と違い絨毯が敷かれていない板張りだった。その上をスリッパがパタパタと鳴る。

 

 奥の暖簾の手前を右に曲がると温泉へつながっています。

 温泉は離れ(別棟)にあるのでここでスリッパを外履きのものに履き替えるのですが、ここまでは絨毯敷きでその先は外になるので板張りではなく、石でした。

 まぁ、スリッパがパタパタ言うには言うのですが、

 

 い き な り ピ ン チ !

 

 

<検証②>

 庭の景色と光を取り入れたガラス張りの通路を進み、暖簾の向こうへ行く。暖色に照らされた木製の壁と、少し濡れた床がわたしたちを出迎える。

 その脱衣所を観察しながら、ヤシロが呟く。

 

 カーテンが半分閉まっていますが、ガラスの向こうは中庭になっています。

 一応、庭の景色が見え、昼間は光も差し込みます。

 

 僕たちが入浴したときは、他にお客さんがいなかったので撮らせていただきました。

 こちらは男風呂ですが、木製の壁で、脱衣所なので床もほんのり濡れている場所もあります。

 今回、男二人旅だったので、女性側がどういう感じなのかはわかりませんでした。

 

 

<検証③>

 戸を開けると、真っ先に熱気が顔を撫でる。入り口の右側にかけ湯があり、そこから壁に沿ってシャワーが用意されている。

 

 温泉のドアを開けると、温泉の熱気が一気に来ました。

 かけ湯の場所はなく、壁伝いにシャワーがありました。

 ちなみに入り口の左側にもシャワーが並んでいました。

 

 

<検証④>

 それから風呂上り、ロビー前の売店で買ってあげたアイスを片手に、ヤシロがほくほく湯気を上げている。

 

 写真を撮り忘れましたぁぁぁぁ!!!ごめんなさい!!!

 

 結論から言うと、ロビーの前に売店があった形跡はありました。

 館内見取り図には売店と書いてあるのですが、そのスペースは今は物置になっていました。

 辛うじてそのスペースが写っている写真がこちら。

 右端のルーバー状になっている奥が売店スペースでした。

 

 

<検証⑤>

 部屋を出て、鵜飼いアートの前を通り、湯上り処を覗きながら、案内に従って奥へ向かう。

 

 鵜飼いアートです。間近で見ると、とても美しかったです。

 ただ、場所的には玄関の横になります。 

 

 写真がボケ気味で申し訳ないですが、奥の椅子のスペースが湯上り処です。

 ただ、卓球の案内はこのフロアのどこにもありませんでした。

 この湯上り処を横目に、二階へと上がる階段があります。

 

 

<検証⑥⑦>

 左右の窓をからし色のカーテンで仕切ったその空間に、青い卓球台が二つ。

 ご丁寧に『温泉卓球』と書いてある。しかも手書き。字もちょっと消えかけ。

 

 

 こちらもスクショの使いまわしなんですが、結論からいうと、卓球はありませんでした

 では、過去には常設されてて、いつの間にか無くなってしまったのかというと、そういうわけでもないらしい。

 

 ??????

 あれ?💦💦

 

 でも事前に検索したら、ホテルの公式ブログにあった情報なんです。

 それがこちら。

 

  2017年の記事なんですが、手書きの「温泉卓球」の文字とからし色に近い色のカーテンと青い卓球台。

 このブログをお見せしてホテルの若旦那さんにお話をお伺いしたところ、この「おんぱく」というイベントでこの時だけ卓球台が設置されたとのことでした。

 なるほど。

 

 というわけで、小説の情景が丸々当てはまるわけではなかったのですが、まぁ、そもそも作品がフィクションなので安達としまむらが泊った旅館は多少脚色されていてもおかしくないわけでして。

 そのあたりを加味しても、モデルとなった旅館は十中八九、この長良川観光ホテル石金さんで合っているのではないか。と思いました。ていうか、そうであってほしいな…と。

 そしてここがモデルであった場合、安達としまむらが、もしかしたら入間人間先生が訪れたのかと思うと感無量でした。

 

 今回、夕食は、飛騨牛の会席料理にしました。

 これがとてもうんめー!なのです。 

 

 

 

 

 

 

 食べ物あるところにヤシロあり

 

 今回、部屋食ではなく広間食にしたので、テーブルに席札があって、宿泊者の名前が書かれています。

 なにこの幸せ♡

 (ちょっとくすぐったい恥ずかしさがあったのは秘密です)

 

 そして会席料理のお品書き

 すべてにおいて「安達としまむら様」✨

 自分たちのことなのに、安達としまむらと同じ空間にいる気がして幸せすぎた二日間でした。

 

 あだしま抜きにしてもとても良いホテルなのでおススメです!

 

 あと今回、ホテルの「歓迎:安達としまむら様御一行様」の看板を見に、何名かのドーホーがホテルまでわざわざやって来てたのが嬉しかったです。

 ニアミスできた方々も、うんめーですな。 

 

 あ、もしここよりももっと描写が近い旅館(ホテル)があったら教えていただけると幸いです。

 

長良川観光ホテル石金さんのHP

 

 

 

 

 

おまけ

 誰も得しない写真… 
 
 とても風情のある良い温泉旅館でしたので、ぜひ行ってみてください。
 おすすめです!