私が子供の頃と同じような体育の授業…

未だに行われ、そして未だに怪我させる学校があることを聞くたびに悲しくなります。

上記のブログにも書きましたが、跳び箱で骨折した生徒に対して

「運動神経が悪いんです」

としか言い放つ事しかしない体育教師が存在する話を聞いて、唖然とします。

昭和時代から何の進歩もしていない。

そして、それを

「今時の子は、足腰が弱い」
「集中力がない」

だけで片付ける…

生活習慣も、食生活も、思考も、昭和とは違うのですから、今の時代に合うカリキュラムで教育すべきであり、それを

「運動神経が悪いんです」

で片付ける事自体が、滑稽だと思います。

義務教育でしたら、それは逃げられない問題ですし、高校もそう…

コロナ対策ですら破茶滅茶と言われているくらいですから、学校教育も「何が正しい」のかわからないくらいになっていて…

それならいっそのこと

「従来のままでいいでしょ?」

となり、ボールをキャッチ出来ない子、早く走れない子、泳げない子、跳び箱を跳べない子に対して

「運動神経が悪い」

で、片付ける…

あ、ちなみに私の体育の通知表。

10段階評価で1でしたから(笑)


ピアノやバレエ、そして劇団に入っていた事は何の評価もされずに、体育の成績が悪いだけで

「スポーツが出来ないお前は人間じゃない」

と言われた学校生活でしたから…今だったら笑い話ですが。

スポーツが全て!勝敗が全て!結果が全て!

その歪みは昭和、平成を経て、今も続いているとは思いますが、少しでも

「あれ?ちょっとその考え方?古くない?」

と気付き、改善しようとする動きに変化していくことを強く望みます。

左右木健一