広尾『カフェ・デ・プレ』

広尾駅を降りて3番出口を降り、信号を渡るとすぐにあるカフェです。
JICA『地球ひろば』というところに立て続けに行くことがあり、行く道すがら毎回コチラのお店が目についていました。

よく見ると『ポールボキューズ』さん。ここは、そうなんですねー。

中に入ると結構タバコのフレーバー(宇多田…)が強くします。分煙はなされているみたいですが、店内全体に結構香っております。

私は、タバコフレーバーは大嫌いじゃないのですが昼間から身体中に蔓延は勘弁かなと思い、禁煙席をお願いしたかったのですが、店員さんにはどちらがいいかとか聞かれなかったので、危うく喫煙席に通されそうになりました。
フランスは聞かれない文化なのでしょうか。イタリアではパスタはスプーン使わないぞ、的な。

本当は『オニオングラタンスープ』にしたかったのですが、お腹がかなり空いていたのでサンドイッチにしてしまいました。でも、このサンドイッチかなりのボリューム。隣のカップルの女子も同じパニーニ頼んでいて『こんなに一人じゃ食べられないわよね』的な事を言っていたが、私はそんな女子の横でバクバク頂きました。

コーヒーも時間差で持ってきてくれる辺りは何だかフランス文化を感じます。(フランス、イッタコトナイケド)

そういえば、先ほどサンドイッチを全部食べられなかった女子のテーブルでは、マンションを買う買わないについてもめています。最初は楽しげに、
男性『ベランダには緑をしっかり植えたいから専門に頼んでやってもらおう、10万位だろうし。』
女性『やっぱりキッチンは大事よね』
男性『虫とか入ってくるかなぁ』
とバラバラな会話をされていたのですが。だんだん空気が変わってきて、
男性『今のところがいくらで売れるかわからないんだから、俺のお金は期待するなよ』
男性『身の丈に合ったところにすべきだな』
男性『おまえ、料理しないじゃん』
となって、女性が完全に『なにそれ？！』モード突入。

パニーニは完全に取り残されたまま、女性はファッション雑誌だけを読みふける状態が数十分続くことになってしまいました。男性も『あ、でもいくらで売れるかわかったら、ね、計算しよう』とか言っても、女性も『もういいよ、今のところ売れないかもしれないし』と完全にご立腹。

居たたまれなくなって、私は店を出ました。結局買わなかったんだろうな、マンション。

男性と女性は考えていることを理解しあうことはなかなか難しいものです。


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