築地のお寿司屋さんに行きたい!ということで場内に、と思っていたら、場外もいいんじゃという意見もあり、ウワサの食べログで検索。

予約の電話でお店の方に『初めてですか?』と明るく聞かれたので、つい『はい、ウワサの食べログでー。』なんて答えたら、ハハハーと笑ってらっしゃいました。何だか築地の寿司屋にしては電話が楽しいのは何でだろう、と逆に怖くなりながら、向かった。

市場の駐車場に車を止めて、お店を見つけます。何だかえらくひっそりした通りにポツンと灯りが灯っています。
あまりにも明るくて、看板の文字が映らないぐらいです。

中に入ると元気よく向かえてくれて、二階へ通していただきます。すぅっと後ろを通っただけだから、はっきりとはわからないものの、何やらカウンターは楽しげだった気がします。

二階は私達のテーブルだけが空いている状態で残り3テーブルは既に始まっていました。
当日は1月7日、七草粥の日でした。皆にお粥が来ました。こういう演出は日本人らしくて有りがたい。

まず頼んだのは海鮮サラダ。いつもはスーパーの端っこにこっそりあるお刺身の端っこを盛り合わせたサービス品をサラダに乗っけて食べているので、どんだけ違うかな、と。

何やら全然違いました。
いくらが入っています。ドレッシングも柚子っぽくて手作り感漂います。普段もいくらトッピングしてみようか。

お刺身は、これ一人分。マグロの仲卸しさんだけあって見事。

これ、焼鳥ではなくマグロです。お魚なのにジューシーってすごい。

さわらの柚庵焼き。家でも時々作るけど、プロの味を研究です。おそらく漬けダレは似たように出来ていても、魚のネタと焼き方が全然違うと思う。ふっくら柔らかい仕上がり半端なし。

最後は握り。んー、幸せです。ネギトロ巻さえもムチャクチャうまい。大トロ、大満足。

旦那は『宝石箱』なる丼にしていた。確かにキラキラしていた。

コチラ、スッポンスープ。ちょいちょい店員さんが現れて、『お酒いかがですか?』『スープ作りました』等々いらっしゃる。常連のご夫婦が『押し売りだよー、気を付けな。』と楽しい会話が繰り広げる。
従業員のどなたかは、『あがります』と言ってわざわざ挨拶しにいらっしゃった。そういうステキな関係が、築地のお寿司屋さんで出来るんですね。感動しました。

帰りも一階のカウンターの後ろを通って帰るとき『何が美味しかったですか?』と聞かれ『スッポンスープ!』と答えてカウンターのお客さんも含めて皆で笑った。コチラマグロ屋さんなので、正解は大トロなのですから。

今度はカウンターを予約して伺います。

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