前回京都に来たとき泊まった『THE SCREEN』に置いてあった雑誌に載っていたコチラのお店。次回は必ず行こうと決めていました。だから、京都の日程が決まったときに最初に予約したのはコチラでした。

運よくテーブルなら、と予約が取れました。今回のメインエベントです。

京都プリンスホテルがある国際会館前から叡山電鉄『岩倉』駅まで約15分ほど歩きます。叡山電鉄で出町柳まで行き、京阪電車神宮丸太町駅で下車します。
画像は夕日のなか到着した叡山電鉄。

神宮丸太町駅から鴨川を渡ると到着しました、『割烹はらだ』さん。のれんを前にして少々躊躇った。初めて行く京都の和食屋さん。何だか緊張したけれど、同時に不思議と安心感もあった。初めて行くお店の場合、予約をした時の電話の雰囲気で大体感じることができる。

すごくよそさんである初めての客である私の電話にもとても丁寧に対応頂いていたのです。何だか安心して伺うことができました。

その安心感は確信に変わったのは扉を開いた時。女将さんの明るい出迎え。堀ごたつのテーブルにお通しいただきます。

こういうお店はカウンターから予約が埋まっていきます。ご主人のお仕事を見ながら、会話をしながら食べたいお客さんがほとんどだから。

まず出てきたのはこちら。美味しい無花果、鯖寿司、栗せんべいなど夏と秋の出会いが感じられる一皿になっております。

それから、出ました!松茸と鱧の土瓶蒸し。お恥ずかしながら土瓶蒸しの正しい食べ方が分からず慌てて携帯で調べる始末です。ご主人から遠いテーブル席で逆によかったです。
土瓶蒸しというのはこういうものです、と言われている感じがしました。この時期だけの贅沢品です。

お刺身もタコ、鱧、カツオ、ブリの若手などこちらも夏と秋の中間。鱧はもちろんだが、タコが本当においしかった。

鰊(だったと思います)の煮物。野菜はお茄子。優しくしっかりした味です。
この頃から若干酔っぱらってきています。でもやはり女将さんの優しさは、続きます。
カウンターからは常連さんと思われる方たご主人、女将さんと盛り上がってらっしゃいます。

カウンターの方の一人が体調が悪くなっているようだったがご主人も女将さんも気遣って、料理をゆっくり出したりしてます。

焼き物はお魚で松茸を巻いたもの。
すでに梅酒はお湯割りにしました。

箸休めです、とお持ちいただいたのは新モノの筋子です。
新鮮なのが伝わってきてめがさめます。

蓮根まんじゅうです。だんだんとお味がしっかりしてきていることにお客の方は気づかなくていいのです。楽しく味わいます。

最後一歩前の酢の物です。サンマだったと思います。

お茶漬けでラストを飾ります。とても出汁が美味しくて、お腹はいっぱいなのにザクザク入ります。

最後は水羊羹です。和食屋さんのデザートはメロンで決まり!ではないのです。そのぐらいはわかって参りました。

今後も勉強していきたいです。
ありがとうございます、京都。
また学びに来させていただきます。


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