原宿『南国酒家』

時々、会社の偉いさんがご飯に誘ってくれます。前回は焼肉(叙々苑遊玄亭！)だったですが、今回は中華料理とのことです。
どこなんでしょ、と思っていると前日に南国酒家ですよとメールが来ました。『おー』ととても嬉しくなった。前から入口を通る度にチラ見したりしていて、『ランチなら行けるかしらね』とか考えてました。

先ずはその入口。夜だとよりいっそう若人だけでは入れない雰囲気。(歳の若い若くないではなくて、新座者って意味の若人。)

5分前に到着したのにも関わらず、既に偉いさんはいらしてて、個室にて待ってらっしゃいました。偉いさんは時間に忠実でらっしゃいます。沖縄の方とは、待ち合わせはできませんですね。

何品目かまでは、個室の雰囲気になれず、私の緊張がほぐれず写真撮れる気分じゃなかったんですけど、コチラの料理が来て一気に私の中の『写真！写真！』コールが止まらず。見かねた先輩が断りをいれてくれて、カバンから携帯を出すタイミングにありつけました。
多分この前の料理は9種の前菜盛り合わせだったと思います。
初めて食べる、フカヒレの姿煮。ちゃんと食べたことのない高級食材はいっぱいあります。つばめの巣とか、付け合わせではないトリュフとか、付け合わせではないキャビアとか、まだ認識していないものもたくさんありそう。
フカヒレっていうのはこういうものですと教えてもらっている優しさがありました。こってりしているように見えたソースはさっぱりさえしているようで、春雨みたいな感じかと思っていたフカヒレは春雨ではなく、しっかりとした弾力を持ったぷちぷち感、でしょうか。よく言い表せないけど、新しい食感。

次は海老ちゃんがきました。オマール海老ちゃんです。結婚式でもない限りありつけませんです。偉いさんはいつもこんなステキな食事をしているのかと思いきや、会社から痩せなさいリストに入れられてジムに行かれているそうです。

次はお肉。地鶏だったと記憶していますが紹香酒を壺でお頼みになってたもので、記憶が曖昧です。

ご飯ものは赤米の炒飯。面白い。会社指定のジムは炭水化物抜きダイエットを提唱しているとのことで、最初の二週間は全く炭水化物を摂取してはいけなくて、次の二週間は朝だけとか、そんな感じのようです。偉いさん、会食で出されても食べなかったそうです。取引先の方から、『失礼ですが、ご病気なさったのですか？』と聞かれたそうです。(ちょっと嬉しそうでした)

中華料理のデザートは決まって杏仁豆腐です。でもコチラの杏仁豆腐は、上に緑色のソースがかかっています。メロン、と思いましたが、違っていたらスミマセン。

この後、カラオケ屋さんに二軒行きましたが、一曲も歌わずお話が続き、夜が更けていきました

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