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川津幸子著
『おいしい和食がつくれたら。』より

お正月には色々な豪華食材がスーパーに並ぶけどその中でもお買い得感のあるコチラかぶとです。

コチラの本では【春】のページに記載されています。あ、間違えたと思いつつ、まぁいっかと作る。

煮物を作っているとき私は異常なる落ち着きを感じる。お正月にぜんざいを作った時やジャムをじっくり煮詰めていく時もそんな気分。

まず煮物やジャムってお休みの日で、更にじっくり時間をかけてキッチンに立っている状況が自分には安らげる環境なんだろう。きっと毎日になったらちょっとは違う気分かも知れないけど煮物やジャムを作れる状況がとても贅沢な時間に感じられる。

まずはかぶとにお湯をかけて生臭さをとり水でうろこや血合いをとり、25分程かけてコトコト煮ていきます。最初はサラサラな煮汁が最後の方はトロっと艶のある感じに変わります。

魚料理が苦手だった旦那もなかなか上手に食べるようになった最近です。お刺身以外、あまり食卓にお魚は乗らなかったそうで、昔は同じさんまを食べたとは思えない食べ終わりだったりしましたが。コチラも上手に表に横に裏っ側まで探し探し食べます。カニを食べるときみたいに黙りこくっていただきました。

コチラの本は、器もとても美しいのです。料理は同じでも器と盛り付ける量、盛り付け方、トッピングで全然違います。今回のかぶとも、本では下に葉らんを敷いて上には木の芽を添えます。器は『種子島鉢』だし。

今年は盛り付けや器にも気を付けていきたい。以前器の勉強会に出たときに神楽坂で器屋さんをされていらっしゃるという方に『和食器と洋食器とのバランスがおかしいのですが』とお聞きしたところ、『我が家には和食器しかありません。コーヒーもカレーも全て和食器で行きます。好きな食器でいいのです』と何とも納得性の高い回答をいただいたことがあります。

好きな食器を探していきたいと思います。