旦那が気になっていたということなので、時々車で通る道すがらにあるコチラのお店に恐る恐る行ってみる。休みだと残念なので、念のため電話もしてから。
扉が開く前は初めてのお店だし、カウンターだったら緊張するなぁとか、雰囲気どうだろとか、お店の人怖かったら面倒だなとか考えてましたが。
扉が開いた瞬間に、安心感に変わりました。まず、カウンターではなく靴を脱いでから座敷に上がります。また出てきたお店の方はイメージしていた頑固おやじさんではなく、とてもお若く柔らかい。内装もとてもきれいで清潔感があります。
日曜日でしたが、私達以外にお客さんはいなくて、貸し切り状態。途中、ゴルフの打ち上げらしき幹事さんが下見をして行かれましたがそれ以外の出入りはありませんでした。
東川口からだいぶ距離がありますし、大きな道路から一本入った立地。大きな通りには看板等なし。食べログとかにも載っていないし、私だけなら行く勇気はありませんでした。
お料理はお昼の御膳をいただきました。純和食、といった感じでとても落ち着いた地に足がついたお味です。一つ一つにお仕事をしてある状態です。和食のいいところは季節感だったり素材の味が楽しめたり自分の食事にすぐに取り入れることが出来たりすることだなぁと思う。とても真似など出来ないけど要素を取り入れる事が一つでもあれば、ステキなことです。
今年の春からは特に季節感を意識してきました。初めて食材をたくさんチャレンジしました。生筍、うど、さわら、ふき、空豆、枝豆、パプリカ、とうがん、ゴーヤー、生栗、つるむらさきなど今までは外で食べるもの、加工品を買うものとしか思っていなかったモノを調理した。
意外と簡単なもの、一筋縄では行かないものが何となく分かったので次年度も少しずつ季節感を感じるようにしていきたい。