1泊目の晩御飯は1ヶ月前から予約しておいたコチラ『藤本』さん。

地図は持っていたものの迷いに迷って素敵な路地に入り口を発見。

予約したときにお料理と店内の雰囲気は把握していたものの、入り口は分かっておらず。

10秒ぐらい、地図と店名を再度確認するほど、立派な入り口・・・。

迷ったこともあり、お約束時間より10分遅れていたりもして、

『この京都新参者が、こまっちゃうなっ。』みたいなことも想像してしまう小心者。


↓入り口はコチラ。(少々ボケておりますが・・・。)
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この入り口を数歩進み更に店内へと繋がる扉を確認するぐらいには、

私の心配はなくなります。

店内から女性の方が笑顔出てこられ、『お履物こちらで。』とやさしい。

なんとなく、当たり前のようにも思える接客も、コチラ小心者の新参者には

かなりやさしく染み渡ります。


店内はカウンター7~8席と、2階が個室になっているようです。

靴を脱いでじゅうたんの上をあがると、ほっとしてくつろげます。

お客様はすでに勢ぞろいをしてお皿を進めていらっしゃいます。

60歳ぐらいの夫婦が2組と、慣れた感じで食べている女性1人。

女性は最初ライターさんで取材にでもいらっしゃっているのかなぁと思ったのですが、

メモとか書きとめる様子もなく、板前さんとかおかみさんとかとお話をしたりしていて

なんとも素敵な振る舞い。


ぶつぶつ店内を見回しているうちに、季節のものが運ばれました。

この頃には、緊張感も取れて店内の穏やかな雰囲気になじんでリラックスしてきていました。

(でもまだ目の前の板前さんとはお話できず。小心者やや、はびこる)
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それからお刺身。

とても素敵な焼物器とお料理が絵の様なバランスです。
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おわんに続き、コチラお魚。この甘酢、本当に美味しかった。

お家だったら白いご飯にタレ、かけてる。
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ご飯は、たけのこご飯。

今年は旬のもの季節のものを食べるがテーマの春だったので、

たけのこをたくさん食べましたが、コチラのご飯はウチで食べるのとはまったく違って

実に上品。しょうゆの種類とか、山椒が乗っているとか理由はいろいろあるのでしょうが、

来年の春もたけのこ、おいしく食べれているといいなぁ。
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最後、デザート。

コチラのデザートは5種類の中から好きな種類を頼むことができます。

どれも和風と洋風のミックス。

驚いたのは、抹茶のアイスクリーム、ではなく抹茶のジェラート。

さっぱりしたほうがいいだろうというお店の配慮なのでしょうか。
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常連さんのような夫婦はランプシェードの話を楽しそうにお話して、次の予約をその場で済ませ、

『またね』と帰って行きました。素敵な夫婦です。

私もデザートのあたりで二言三言お話したような記憶がありますが、

きっとご主人の記憶には残っていないと思います。

何せ、私も何を話したのか、覚えていないのですから。


ある程度場を重ねて、最初から緊張せずに暖簾をくぐりたいものです。