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『イナムラショウゾウ』っていう名前のケーキやさん。きっとイナムラショウゾウさん、なんだろう。

チョコレートのケーキがおいしいらしいことと、むしろ昔ながらの街並が残るこのエリアに突然洋風の建物が現れる事しか知らないがずっと気になっていたお店だ。

どうして、日暮里にお店を出そうとしたのかがわからない。日暮里を歩いてみると、商店街や寺院等、昔ながらのコミュニティが現存している懐かしい雰囲気は感じる。

でもそういう昔懐かし感に共感したのであればこんなに西洋風にはしないんでは?と思うし。何かで確認しなきゃ。

最近、やっぱり自分が日本人なんだなぁって思うことがある。会社での飲み会とか、近所付き合いとか、風習とかをもう一度見つめ直したいなぁと感じたから。

たまたま気軽に受講した『室礼(しつらい)』のお話。日本人の昔ながらの考え方を沢山を教えていただきました。

例えば、考え方に『寄物陳思(きぶつちんし)』と言うのがあるそうで『物に寄せて思いを陳べる』こと。欧米の方は言葉に思いを乗せますが日本人は物に思いを乗せる風習があるそうです。

鏡餅や、ひな人形、柏餅、七夕、十五夜等々、物に思いを乗せて季節を盛る。亡くなった先祖と神様・仏様にお供えをして、その後生きている身近な人と一緒にいただく。それが『神人共食の文化』なんだそうです。

そういう思いがあったんだと始めて知る感動と同時に伝え継いで行かなければいけないかもしれないという使命感みたいなものを逆に感じました。