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会社の派遣社員の一人が先月末で会社を辞めてキャンドルを職業としてやっていくと決めた。

この不況下でやりたいことを出来るということは素晴らしいことだと思う。私は辞めるという決断を会社に入ってここ10年、出来ていない。

やりたいことがないかというとそうでもない。リスクをとって辞める勇気がないだけなんだ。私は親元からは離れているのでバイトや派遣では厳しいのでは、という心配の方が勝ってしまう。それから子供が生まれるなら会社員の方が得との話もあり。

その会社を辞めた人がキャンドルのフェアを銀座でするということで見に行く。買うかどうか分からないお客さんにひとりひとり説明する彼女がいた。何だか輝いて見えた。

京都に行くといつも思うが、豆腐や唐辛子や金平糖、風呂敷や足袋や組紐等々、一つのことに頑なに取り組む姿勢がある。手広くこなしたりしない。そんなスピリッツ、考え方がそもそも日本人にはある。当然欧米人にもあるが、より頑なに取り組むイメージがする。

キャンドルの彼女にも舞い降りたのだろう。素晴らしいことです。私も今ぼんやりしていたらきっと出来なくなる、そんなこともきっと気付いている。決断は自分でしなければならない。

お店には予約せずに突然伺ったがカウンターであればということで用意いただいた。青山のお店とは全然違うんだろうけど、ワインやパスタはおいしい。

ワインも中々ついでくれないし、パンもあまり出てこない。トイレも散乱気味。やっぱり名店は本店に限るんかな。