こんにちは!
爽そう可のたまたまです。
これ、先日観てきました!
素敵な時間でした
今時珍しく茶道の話し。
でも、
千利休でもなく、
家元ばなしでもない。
自分の進む道に悩む20歳の大学生が
ひょんなことから町のお茶の先生に習い始め、
24年間様々なことを学んでいくストーリー。
音楽は最小限!
これがいいです。
鳥の声、木の葉の音、雨の音も愉しみ、
五感が研ぎ澄まされると、
柄杓から溢れるさ湯の音と水の音の違いもわかる。
シータヒーリングの創始者、ヴァイアナ・スタイバルが
言う、この世界のもの全てが持つトーン、神聖な言語って
これもだな、なんて頭をよぎります。
太古の昔は誰もが自然と、地球と話をしていたと。
形が大切。
先に形を身につけると、中身が後からついてくる。
頭で考えない。勝手に体が動くように。
そうだな、
無駄のない合理的で美しい動きが身についてしまうと、
そこには無駄な思考はなく、
お茶をたてることをしながらも、
音、香りを感じられてそして、
客への心配りができるスペースが
頭の中にできるのだろう。
(アクセス的に言えば)
一期一会
たとえ同じメンバーが同じ場所の集まったとしても、
全ては変化するもの。
全く同じ世界は二度とない。
なればこそ、亭主は精魂込めて、
部屋のしつらえ、はな、茶碗、菓子、用意し、
茶を点てる。
客はそれに呼応して存分に楽しみ、
さらに豊かな空間にしていく。
そう、全てのものは常に変化している。
でも、固苦しくはないのですよ。
樹木希林扮するこのお茶の先生は、
とても気さく。
「お稽古はお休みしてもいいのよ。
美味しいお茶を飲みに来ればいいじゃない。」
と言ってくれる。
黒木華演じる主人公は、だから、煮詰まると、
「美味しいお茶飲ましてください!」と先生の所にやってくる。
これ、いいですね〜
私もね、祖母がお茶とお花の先生だったので、
小学生の時は、お姉さんたちの末席で
お稽古させられてたんです。
もう忘却の彼方だったことが思い出されて、
懐かしかったです。
初釜もしてましたねえ。
私は中学に入った途端、反発してやめてしまったけど。
そして、今は影も形もなく、
おっちょこちょいのおばさんです。(笑)
夫もいたく感動!!!
来年くらいのwowowでいいかと思ったけど、
雑音に邪魔されない映画館で観て大正解!だそうです。
帰宅してお茶を入れる。
あ〜、普通の緑茶です〜。
でも、急須に入れるお湯の音、
湯飲みに注ぐお茶の音、
心にしみて聞こえてきました。
豊かです
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心が息づくヒーリングタイム
爽そう可
HP https://sosoka.jimdo.com
らく〜に、すっきりと、温かく!