そこそこ元気な方が高齢者施設を探すなら、そしてそこが対応可能なら、まずは体験入居をお勧めする。それがダメなら昼時に行き、食事やレクを体験する。これ、ものすごく大事。

見学だけだと施設側は見せないところがたくさんある。見せないフロアとかね。

ここ、いいじゃない!と思って見学を終え、1階に戻る途中別の階に止まったエレベーターが開いた瞬間、10人くらいほぼ寝ている人たちに介護職員が食事を食べさせている光景が広がっていた。案内してくれる職員は即閉めるボタンを推していたけど。

高齢者施設なんだからこんな光景は当たり前だと思う。でも自立老人には見せたくない重症者フロアは隠したい、そんなことなのだろう。

これで何が分かるかと言うと

隠蔽体質かどうか

だ。不都合なことは隠す施設長の方針が垣間見える。

ある施設では、まだ誰も入居していないフロアだけを見せてくれた。下は住んでいるので、という理由で見せてくれない。明らかにおかしい。


高齢者施設の常識?あるある?

としては介護度が高い人は下のフロア。自立度が高い人は高いフロア。

私1人で見学に行くとき予約時に聞かれるのはまず年齢と介護度。それに合わせて案内される。


で、何が言いたいかと言うと、短時間の見学だと何も分からないということ。食事の献立表やレクのスケジュール表はもらうけれど実際にどんな味なのか、どんなレクで、どんな人たちが参加しているのかなどは実際に見るに限る。

体験宿泊だとサービスも全部受けるので有料だが食事は無料で体験できるところが多かった。

30施設近く見学した私は無銭飲食の常連みたいになっていたけど正直

お金をもらっても食いたくない!

ってところが大半だった。レクは職員の腕次第という感じで、車椅子で寝てる老人たちを相手に体操をしているものもあればスポーツ系、手芸系など色々やっているところもあった。

宿泊体験は私はできないので両親が体験。私も様子を見に。
・・・施設探しから半年、めちゃめちゃスケジュールが埋まっていた。