夫婦部屋がある、広い、ベランダがある、というところに行った。

そうそう、高齢者施設見学は大体どこも同じ流れがあるのだ。

小部屋に案内される、アンケートを書かされる、食事メニューやレク一覧などを見せてもらう、からの施設見学。

小部屋で根掘り葉掘り聞いてくるところもあれば、サクッと終えて案内してくれるところもある。

今回のところは小部屋が長かった。

失言連発政治家あっそうタローさんに良く似た小柄なおじさんが、まだ探し始めの私にすげ〜レクチャーしてくれた。高齢者施設探しの大事なこととかねショボーン

早く案内してくれよ

とは言えず、なるほどぉ、と感心しながら聞いてから見学へ。

夫婦部屋は埋まっているけど住んでる方が見ても良いと言ってくれているとのことで見せてもらいに。

ワンルーム。陽は当たらない。トイレのみあり。扉を開けるとベッドが2つ並んでいる。タンスとテレビ台とテレビ。物入れもあった。床はカーペット。

嫌だな、カーペットショボーン

ご主人は自立、奥さんが要介護というご夫婦だった。

廊下にある共有ミニキッチンでご主人がコーヒーを淹れていた。

素敵なご夫婦には見えたけれど、どうしても自分の両親がここに住む姿が想像できなかった。

帰り際、「他、どこか見る予定ですか?」と聞かれ何ヶ所か名前を出したら、「なるほど、その辺でお探しなんですねニヤリ」とあっそうタローに意味深な感じで微笑まれた。


ここの後の数箇所は

③夫婦部屋が4つあるのに3部屋しか入居者を入れてはいけない謎施設(理由を聞いたらキレられたショボーン

④コロナ禍ということもあるのは分かるけれど1歩も外に出てはいけない(週に一度15分だけ外に出られる時間があるとのこと)ムショ不安施設

⑤廃墟病院のような入り口、マリア様の絵が飾ってある食堂、案内しながら「今年の夏は暑かったんで4人亡くなっちゃったんで、今部屋空いてます」と言われた、ホラー施設。ひと夏で4人亡くなるって。。。


などなどロクなところがなかった。

週2から3ペースで見学に行っていたので、業界で噂になるのじゃなかろうかと心配になって来た。自意識過剰笑い泣き