焦点 | 草潤ブログ

焦点

赤や黄色や金や黒の世界をひたすらに往った果てに広がる


不規則に収縮と膨張を繰り返す純白の空間


ただ事では踏み越えられない境界線



それでも流れ落ちてくるのは 真実のみである


笑顔も 罵声も 体制も 旋律も


上辺だけの感情は自然と遮断されるのだ


そういう構造なのだ




問題は気づけるかどうかだ


言い換えれば

見極めようとする意識を持ち、保てるかどうかだ


本来、至極簡単な作業であるにも関わらず


煙に巻いてやれと其処彼処から欺瞞が侵入してくる


我々を怠惰させ真実から遠ざけるために


全ての焦点がずれてしまえば


満たされぬ死が、遥か先に口を開き始める




いざとなれば瞼を鎖せ



己の純白に浮かぶ真実に耳を傾け


唯一つの方角へ体躯を導くのだ



眞の権利と義務を手にした時


眞の自由を纏うだろう