金沢21世紀美術館で 開催中の 生誕百年記念「井上有一」展を 拝見してきました
チケット売り場は 長蛇の列
すごい 人気と 思いきや 聞こえてくるのは ほとんど 中国語
観光コースの 一つに なっているようです
展覧会は 足早に 通り過ぎる人が 多く ゆっくりと 見ることができました
しかし 筆 墨の 文化の 母国
熱心に 見入っている人も いました
写真撮影可でしたので 沢山 撮ってきました
ブログに 掲載することは 可能なのか 判りませんが 雰囲気を お伝えするとともに いろいろな方に 興味を 持っていただくために 1枚だけ 載せさせて いただきました
感想 圧倒されました
展示室に 入ると 三方四方の 壁面に 作品が 掲示され 大きなもの以外は 何列にも そして 何段にも 並べられていました
上下 前後左右から 大きく 包みこまれるように 感じました
今まで 天上から 作品が 吊るされたり 様々な 展示方法で 拝見しましたが このような 経験は 初めてでした
目の 高さで 見るのと 違い 新しい 発見が ありました
生前 井上先生の お供で 展覧会に 行った時 疲れて しゃがみこんで 見ていると 立って 見ている時と 違った作品に 見えました
先生に お話しすると 「そうか! おもしれえなあ!」 と 笑って おっしゃったことを 思い出しました
展示内容は 著名な 「愚徹」 から 1950年代半ばの エナメルによる ”なぐり書き” そして 晩年の 作品まで ”井上有一のすべて!” が よく解り 知ることが できるものでした
過去にも 書きましたが
「エナメルの なぐり書きは よく解りません」 と 先生に 話すと 「戦争を 経験していない世代には そうだろうなあ」 と おっしゃったこと
「大燈さんに 似てきましたね!」 と 言うと 先生が 嬉しそうな 顔をされたこと
また 仕事部屋に 敷いてあった 絨毯や 大きな筆も 展示してありました
ステレオ(コンポ)が 置いてあり
「棟方志功は ベートーベンだが 俺は バッハだ!」 と 楽しそうに おっしゃったこと
奥の部屋に 連れていかれ 「いいだろう!」 と 自慢げに 見せられたのが 「鈴木大拙全集」
第2次刊行されたとき 私も 直ぐに 購入しました
そんな ことなどを 思い出しながら 拝見してきました
可能なら 再 再々 見に行きたいなと 思いながら 美術館を 後に しました
上記のような 思い出の ある 鈴木大拙の 鈴木大拙館へ その足で 向かいました
ところが 期待大でしたので 正直 ちょっと がっかりでした
展示室が 小さく 鈴木大拙の 書が 数点と 西田幾多郎関係の 手紙が 数点 そして 関連の 初版本などが 展示されているだけでした
鈴木大拙の 講演記録の CDを 持っているので 声は 時々 聞いています
更に 生の 原稿などを 見ることが できれば より深く 鈴木大拙という方を 知ることが できると 楽しみに していました
思索の間 その前には 水鏡の庭が 大きく 広がっていました
鈴木大拙の 世界を 知り 思索するということが 目的のようです
しかし 凡人の 私は 欲深なようですね
まだまだ 覚ることは できないようです