窓のカビを10年間放置した結果 | ハウスクリーニング店・掃除屋ヒビキのお掃除ブログ

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ココロにひびく「キレイ」を人々に提供するために日々精進しているハウスクリーニング店の日常やお役立ち知識を書いていきます。

こんにちは! 掃除屋ヒビキです。

 

 

今回は「窓のお掃除」についてお伝えします。

 

 

あるお客様にてブラインドと

窓とサッシの清掃の依頼がありました。

 

 

聞いた話によると10年ほどお掃除をしていないのだとか。

 

 

お宅に伺ってみると窓のブラインドの前に

物がたくさん置いてあり、

 

恐らく物が邪魔でお掃除がしにくかったのでしょう。

 

 

そしていつしかそのまま見過ごされるように

年月が経過したのかと思います。

 

 

物をまとめて別の場所に置いてみると、

 

 

そこには相応の光景が広がっていました。

 

 

 

 

※以下、汚れが苦手な方はお気を付け下さい

 

 

 

 

10年間、育て上げられていました         

 

ブラインドに隠されていた窓には

黒カビがびっしり繁殖しているではないですか。

 

 

正直、この繁殖の広がりだと

外からも繁殖したカビが丸見えなのです。

 

 

きっと窓の前に物が置かれていたことからして

窓を開けて換気をすることもしばらく無かったはずです。

 

 

ちなみに窓に生えたカビは日光ではまず死滅しません。

 

 

というのも、

 

昼夜の温度差で生まれた僅かな結露から水分を得て

カビは次第に繁殖していきます。

 

 

そしてカビ自体にも保水する能力があるので

増えたカビの菌同士が助け合って水分を維持します。

 

 

冬場は気温が低いので活動は弱めますが、

 

窓を開ける事も無い暖房の利いた環境では

内外の温度差が大きく結露で得る水分の量が増える上に

外よりも適温に近い環境でぬくぬくと繁殖できるのです。

 

 

窓のカビは普通の日光で死滅することは無いため

長くとも1年に一回は除去しましょう。

 

 

 

徹底的なお掃除を実行!              

 

ケレン棒やブラシを使ってお掃除をすると

キレイな窓とサッシになりました。

 

 

窓は曇り一つ無い透明感になり、

 

サッシは光に反射してキレイに輝いています。

 

 

これでカビの胞子を吸い込んだり

カビを外から見られることがなくなりましたね。ウインク

 

 

キレイになって本当に良かったですよ。

 

 

なお、

塩素系漂白剤を使うと

クロスや下地の木材などが痛んでしまうので、

 

酸素系漂白剤を溶かした水による水拭きで

軽く全体の消毒を実施しました。

 

 

残った菌による再繁殖を

これで少しは抑えられるでしょう。

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。