◎蘭州
甘粛省の省都。市街地は黄河南沿いに東西20㎞にわたって広がっている。 標高1120m。古来蘭州は、長安(西安)から西域に入る際に渡る黄河の3つの渡しの一つであり河西走廊の出発点であった。 唐代に西域を広く旅してインドに入った僧玄奘三蔵も蘭州から船に乗り黄河を渡って行ったという。

蘭州地図↑
◎蘭州市内研修
白塔山公園・五泉山公園・甘粛省博物館
◇白塔山公園
黄河の北岸に位置する白塔山の名は山頂にそびえる七層八角の白塔に由来。
白塔は上部は中国様式、下部には初期のインド様式を取り入れた造りが特徴。
多くの亭や楼閣があり、黄河の水を引いて周囲の山々を緑化している。
壮大な黄河と蘭州市街が一望できる。
白塔山公園から→ 多くの亭や楼閣があり、黄河の水を引いて周囲の山々を緑化している。
壮大な黄河と蘭州市街が一望できる。


== ◇五泉山公園 ==
市の南部蘭州駅の西、標高1600mの所にある。
蘭州市街と黄河を一望する絶好の場所。
五泉山の名称は漢の武帝にその才を愛された青年将校霍去病が匈奴討伐の際飢えに苦しむ人馬のために剣を突き刺したところ泉がわき出したという故事に由来する。
五泉山の名称は漢の武帝にその才を愛された青年将校霍去病が匈奴討伐の際飢えに苦しむ人馬のために剣を突き刺したところ泉がわき出したという故事に由来する。

五泉山公園から↑
◇黄河沿い散策点描―中山橋(黄河の最も上流にかかる橋)付近↓


黄土高原上を飛ぶ。草木の緑が殆どない高原が延々と続く。
山は浸蝕され深い谷となり、谷は幾つも幾つも重なって更に深い谷となっている。
峨峨たる砂の山並みも続く。
西安に入る前、蛇行する渭水の流れが視界にあった。
プラペラ機はよく揺れた。峨峨たる砂の山並みも続く。
西安に入る前、蛇行する渭水の流れが視界にあった。
西安の宿 西安賓館に