昨晩発表されたCPIの結果が予想より高い数値だったため、ダウ(-2.73%)、ナスダック(-3.52%)と大きく下落した。
現在日経先物(-1.58%)、マザーズ先物(-2.93%)となっている。
インフレはピークアウトしたと思い、押し目で買い増しをしたのだがその予想は外れてしまったようだ。
胸くその悪い週末となってしまった。
完全に自分のせいである。
このCPIの結果が悪い面だけではなく、良い面もあるということを自分なりに意識してこの土日をやり過ごしたい気分だ。
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CPIの良かったところ
インフレが収まる傾向を見せ、株価が上昇していった場合でもどこまでも上昇することはなく、上昇のスピードが早ければ早いほどその後にやってくる下落もきついものとなってしまうだろう。
長期的に上昇する為には上昇と下落を繰り返して少しずつ上昇するのが良い形だと考える。
ドルコスト平均法のつみたて投資もノイズを拾うような感じでリターンが大きくなりやすいだろう。
今回の市場予想の数値よりも高い数値が示され金融引き締め加速の懸念が出たという。
その市場予想の数値は何かの調査があって出されたものだろうが、かと言って、個々人が予想した数値とは異なる。
というか自分で予想の数値を叩き出す投資家は少数派だろうと思う。
市場予想の数値自体を信じ込み、それ以上だからどうこうというのは個別銘柄に対するコンセンサス予想やレーティングに自分の投資判断が左右されるのと同じことだろう。
私はCPIの予想の計算などできないが、市場予想を安易に信じるのは逆張りではなく順張りに近い行動であると考えている。
今回の数値は高かった。
インフレ加速の判断をするには次のCPIでは今月の発表よりも高い数値を示すか、横ばいでないとダメだろう。
前年比や前月比という比較であり、いつかは伸び率が鈍化の兆しを見せる。
そのタイミングで株を購入してももう遅い。
投資家は半年先を見ると言われている。
「もう大丈夫だ」となって株価が上昇していく、その半年前に買っておく必要があるのだ。
今から半年後は年末年始くらいとなるが、そのあたりでは株価は今より高いか安いか、その判断基準として今のCPIの数値を見ないといけない。
私は上昇する可能性の方に賭ける。
つまりは、来週米国株の連れ安で日本株も売りが広がった時に、むしろ買い増しする姿勢がいるということだ。
明けない夜はない。
夜が明けるまで虎視眈々と押し目を狙っていく。