現在の私は、息子と娘の育児を楽しんでいる。




ただ、私が息子を受容して、愛せて、自閉症部分も大切にしたいと思えるようになるまで、2年半かかった。



2年半と言えば短く感じるが、1年365日、1日24時間、頭の中のどこかで、必ず息子の事考えていた。
(息子は発達障害なのか、ASDなのか?ADHDはちがうような。。知的障害はあるのか?そもそも発達障害だったらどうなのか。何故言葉がでないのか。どういう仕組みなのか。定型と違う理由はなんなのか。感情的な話じゃなくて、理屈で知りたい。理屈で分からないと、対応も難しい。理解したい。理解したい。)


発達障害であろう息子を受け入れたくて、読んで聞いて調べて、理解する事に注力し、落とし所を見つけるんじゃなく、納得した事が自分に浸透するまで色んな気持ちと葛藤してきた。

涙もたくさん流したし、途方に暮れた日もあったが、3歳半の時に自閉症を告知され、それまでに得た知識や情報をようやく私の中に落とし込む事ができた。

それと同時に、私は発達障害の世界に魅了されていった。

私が、放課後デイへ転職するきっかけになったのも、この2年半のおかげだ。







そして、息子を受容できるようになったのは、娘が生まれてくれた事が本当に大きかった。

娘は、私に育児の自信を取り戻してくれた。









私は人の倍以上、息子と向き合っていた。

「いっぱい話しかけてあげてください」と言われ続けてきたけど、私は人の100倍以上、息子に話しかけていた。

「色んな体験をさせてあげてください」と言われ続けてきたけど、私は、息子の気持ちを大事にできていた。

私は、人よりも何倍も子供の事を深く考えて、何百倍も向き合ってきたって胸を張って言える。

娘は、『私は物凄く頑張っていた』事に気づかせてくれた。


だって、定型の子って、こんなにも自然に当たり前に成長するんだもん。

テレビ見てても色々覚えて表現するんだもん笑

(発達障害のママ達、めちゃくちゃ頑張ってるし、めちゃくちゃ向き合っているし、子供の成長のためにめちゃくちゃ努力しているし、めちゃくちゃ愛してるし、子供はめちゃくちゃ愛されているよ!と大声で叫びたいです笑)






そしてもう一つ。


息子の診断がくだった時に、母が

「まそいは、本当に息子くんと向き合ってるよ。ちゃんと考えてあげて、理解しようと葛藤してる。こんなにも良いお母さんだから、息子くんはまそいのとこに来たんだね。」

と言ってくれた。




母に言われた言葉は、私の、《息子を受容するまで》の最後の壁を砕いてくれた。





そんな2年半を過ごし、今、私は、息子が自閉症をもって私のところへ来てくれた事を心から嬉しく思い、息子と娘と旦那と過ごす毎日を、とても面白く愉快で楽しいと思える。
(たまに負の感情が顔をみせるけど、立ち上がる思考をもてた事も大きいのかも知れない。)





葛藤ばかりの2年半は辛く、本当に申し訳なかったけど、絶対に必要だった。