とてもお久し降りにしています。
前回の更新が
2020年10月時点で
「術後10ヵ月です」
と書いたのが最後でした。
手術が2019年9月で
術後5年を無事に迎えることが
できました。
私はステージ0で右胸全摘、
一時一期再建で薬は飲んでいないので
術後は3ヵ月毎、しばらくして
半年に1回の検診を続けています。
この5年何をしていたかと言えば
4年前からヨガをやり始めました。
それから結婚以来夫の実家の家業を
手伝っていたのですが、
昨年の6月にスッパリ辞めました。
(長年の義両親からのストレスが
乳がんのトリガーになったと思っています)
今でも実家の両親や兄妹、友達に
乳がんの事を伝えていません。
みんな遠くで別々に暮らしているので
なかなか会えず一度だけ実家に帰省した
時に母親と大浴場に行ったのですが
気付かなかったのでそれなら言わなくて
いいかなと。
一次一期再建した胸は
よくよく見ればあれ?
と思う部分もありますが
ぱっと見ではあまり
わからないので温泉はよく行きます。
(傷口はアンダーバストに5cmだけで
びっくりされたことはないので気付かれないのかな?
と勝手に思っています)
術後しばらくはチクチクするような
突っ張るような痛みがありましたが、
今はありません。
運動をしているので腕も問題なく
上がり体調はすこぶる元気です。
思い返せば私は20代から
身体が強い方ではありませんでした。
朝起きるのがしんどくて
いつも身体が冷えていて
若さだけで乗り切っていたけど
30代後半で子供を出産すると
足の爪からばい菌が入って化膿したり、
ストレスから顔が真っ赤に腫れ上がり
病院に駆け込んだり、
小さい事なんだけど抵抗力が弱く
なっていたんだろうなと感じます。
そして乳がんが発覚する4,5年前から
風邪をひきやすくなり、混雑した町中に
行った後から必ず体調が悪くなり
3回もマイコプラズマ肺炎に
罹患するという絶不調の体調でした。
左肩が凝りすぎてよくマッサージに
行っていたのですが、必ず
「右側(術側)が凝ってますね」
と言われ
夫からはスゴイ猫背になっているよ
と言われ右側の胸をかばうため
無意識のうちに猫背になっていた
ようです。
術後だいぶ体調が落ち着いた頃
子ども達と公園に行ったときに
「一緒に走り回りたい」
と思ったことに自分でも
びっくりしました。
それまでは公園に行っても
歳だから動きたくないなと
ベンチに座って見ているだけ
だったのですが、
実はそれは乳がんに罹患していて
体調が悪く気力がないし抵抗力も弱まって
いたからなんだと気付かされました。
20代から44歳までの20年間と
術後の5年ではどちらが健康的か
と言われれば
圧倒的に術後の5年間です。
健康ってこういう身体のことなんだ!
と目から鱗の状態でした。
そのくらい私の身体は乳がんになる
地合を作る生活&体質だったんだと
感じます。
乳がんを宣告された時は
死んでしまうのだろうか?
と不安の中で生活していましたが
なんとか術後5年を迎えることが
できて主治医と家族に感謝です。
今回ブログを開いて
当時読んでいた方も
皆さんお元気そうでとても
嬉しいです。